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595件のひとこと日記があります。

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2020/04/13 19:34

過去の思い出 1996年 第56回 皐月賞

10 R

第56回皐月賞(G1)

1996年4月14日 2回中山8日目 4歳オープン  牡・牝(指)(定量)




馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 単勝
馬体重 調教師
1 3 5 イシノサンデー 牡4 57 四位洋文 2:00.7 6.1 4 464(-6) [西] 山内研二
2 3 6 ロイヤルタッチ 牡4 57 南井克巳 2:00.8 3/4 3.6 1 440(0) [西] 伊藤雄二
3 4 8 メイショウジェニエ 牡4 57 河内洋 2:01.1 2 38.2 9 442(+10) [西] 高橋直
4 8 16 ミナモトマリノス 牡4 57 田中勝春 2:01.3 1.1/2 4.8 3 442(-2) [東] 浅野洋一
5 2 3 ダンディコマンド 牡4 57 村本善之 2:01.6 1.3/4 11.5 6 466(-4) [西] 福島信晴
6 5 9 インターアーチ 牡4 57 中舘英二 2:01.6 ハナ 87.6 14 486(-12) [西] 森秀行
7 7 15 サクラスピードオー 牡4 57 横山典弘 2:01.6 アタマ 4.6 2 524(+12) [東] 境勝太郎
8 7 13 キャッシュラボーラ 牡4 57 加藤和宏 2:01.6 ハナ 42.0 10 486(+2) [東] 小林常泰
9 6 11 ギガトン 牡4 57 岡部幸雄 2:01.7 1/2 59.5 12 474(+2) [西] 山内研二
10 2 4 ナムライナズマ 牡4 57 熊沢重文 2:01.8 1/2 23.2 7 500(+4) [西] 目野哲也
11 7 14 トピカルコレクター 牡4 57 吉田豊 2:02.0 1.1/4 129.5 16 458(-4) [東] 大久保洋
12 6 12 チアズサイレンス 牡4 57 ロバーツ 2:02.3 2 9.8 5 466(0) [西] 山内研二
13 8 18 オンワードアトゥ 牡4 57 佐藤哲三 2:02.6 2 226.0 18 462(-2) [西] 清水出美
14 5 10 ワイルドバッハ 牡4 57 吉永護 2:03.6 6 147.9 17 456(-4) [東] 元石孝昭
15 1 1 エイシンイットオー 牡4 57 的場均 2:04.2 3.1/2 56.5 11 484(+12) [西] 坂口正則
16 1 2 ロングシコウテイ 牡4 57 渡辺薫彦 2:04.6 2.1/2 72.3 13 448(0) [西] 沖芳夫
17 8 17 タヤスダビンチ 牡4 57 藤田伸二 2:04.8 1.1/2 104.2 15 460(+2) [西] 中村好夫
4 7 マキノプリテンダー 牡4 57 大塚栄三 36.4 8 436(-12) [東] 矢野進

払い戻し

単勝 5 610 4
複勝 5
6
8
190
150
690
2
1
10
枠連 3 - 3 920 5
馬連 5 - 6 910 1

過去のレースの思い出、馬券自慢を勝手に語ってみる企画。
今回は前回と同じく1996年に行われた皐月賞を振り返る。


この年の皐月賞は前の週に行われた桜花賞と同様に、1人気確実(鞍上人気で)と言われた弥生賞勝ちのダンスインザダークが熱発回避。これによりダンスに騎乗予定だった武豊騎手は、2週連続で1人気に支持されたであろう馬が回避するという事になってしまった。同じく前年度の3歳王者(現2歳)であり、スプリングS勝ちのバブルガムフェローも骨折回避。代わってこのレースで支持を得たのがすでに重賞2勝馬であり、ダンスインザダークを降した実績もあるロイヤルタッチ。京成杯と共同通信杯4歳Sを勝っていたサクラスピードオー、重賞未勝利ながら3連勝中だったミナモトマリノス、こちらも重賞未勝利ながらラジオたんぱ3歳Sでロイヤルタッチと接戦の2着があるイシノサンデーらが人気の中心となる。

 
この時の個人的な本命馬は◎ロイヤルタッチ。私の競馬デビュー年のダービー馬であるウイニングチケットの弟という血統だったし、何よりもこのコラムでも何度も書いているが当時大ファンだった南井騎手がこの馬に代打騎乗。もうこれだけで本命は即決した思い出はある。


あとこの当時人馬共に関東馬をほとんど無視していた頃でもある。サクラスピードオーミナモトマリノスといった関東馬に全く見向きもせず、相手は○イシノサンデーを指名。当時は関西馬が異常に強くて関東馬が極端に弱いという時代背景もあったのも事実だが、今振り返ると考えられないほどの認識不足だったと思う。当時は現在のようなネット環境もなかったし、新聞と週刊誌のみの情報源であり、こういう感じの偏りを生じさせたような気はする。もちろんサンデーサイレンス産駒を重視したのはあるが、相手はこのイシノサンデーただ1頭と完全に決めつけてこの馬連の1点のみの勝負に出る。今になって振り返ると結構危険な賭けに出ているように思えるのだが…。


この偏った見方は結果的に大正解。レースは終始速い流れの中、直線半ばでイシノサンデーが驚くほどの加速の切れ味を見せつけて抜け出すと、それを追いかけるようにロイヤルタッチが猛追。2頭は3着以下に2馬身の差をつけるほど瞬時に抜け出す形になり、結果は優勝イシノサンデー、2着にロイヤルタッチとなって○-◎の本線的中。というかこの1点勝負が見事なまでに嵌ってしまうのである。


当時関西テレビ系(フジ系列)の競馬番組で観戦していた覚えがあるのだが、実況アナが直線で「やっぱりサンデー、サンデーサイレンスだ!」と叫んでいた記憶だけはある。このレースの1.2着馬はサンデーサイレンス産駒だし、レースを回避したダンスインザダークバブルガムフェローは同じくサンデーサイレンス産駒。前年度の牡馬クラシック戦線でサンデー産駒が大活躍し始めており、今年もやっぱりサンデーだったか…という感じになった。


勝ち馬イシノサンデー騎乗の四位騎手は6年目にして嬉しいG1初勝利。ちなみにこの年のダービーは同期の藤田騎手もG1初勝利となる。肝心の馬の方はダービーで6着、秋初戦の京都新聞杯で5着と結果伴わず。その後G1馬にも関わらず突如地方のダート路線に参戦し結果を残すと、再び中央の芝路線に舞い戻るなど幅広い路線で活躍。引退後種牡馬となったが活躍馬を送り出すことが出来ずに終わっている。
 

2着ロイヤルタッチはその後クラシック路線を歩み、ダービー4着、菊花賞2着とあと一歩及ばず。翌年も王道の中長距離のG1路線を目指すが天皇賞春でレース中に競争中止。秋に復帰したものの脚部不安に悩まされて引退。G1未勝利ながら血統的背景(ダービー馬の弟とSSの血を買われた)から種牡馬になったが、その後にSS系列の種牡馬が続々誕生し完全に淘汰されてしまう。目立った活躍馬としてはG1で2着が2回あるアサヒライジングのみ。


さっきからサンデー産駒の話ばかりしているが、このレースでもう一頭だけサンデーサイレンスが居たののをご存じだろうか? その馬はチアズサイレンスで前哨戦のスプリングSで、バブルガムフェローの半馬身差の2着という結果から5人気の支持を得るもレースでは12着大敗。当時の鞍上はM・ロバーツであり、外国人騎手として初の皐月賞騎乗という事であった。競走馬自身はその後結果は出ないものの短距離路線を中心に長く使われ続け、3年後には障害競走に参戦した後に引退。どういう経緯があったかは知らないが、種牡馬になることが出来たが数頭がデビューしただけに終わってしまう。

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  • 羽柴秀長さん

    ごいちさん、いいね!ありがとうございます。

    2020/04/13 23:12 ブロック

  • ごいちさんがいいね!と言っています。

    2020/04/13 22:03 ブロック