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2020/05/02 18:01
天皇賞春 2020 予想
今回は久々に天候、馬場を気にすることなく予想には入れる感じ。後は展開をどう読むかがポイントか。
先日菊花賞と天皇賞春の寒冷性に関する記事を投稿したが、今年は前年度の菊花賞出走馬が僅かに2頭。ただ以前の菊花賞に出走経験のある馬は12頭もいる。
後は展開面。90年代から00年代までによく見られたのが京都外回り特有の直線の瞬発力勝負。いわゆる最後の3Fのみの勝負の展開が多かったが、ただ近年は完全なスローの3F戦になるケースは少ない。ある程度流れる展開、あるいはスローだが4F戦という展開が多い傾向にある。
超スローの瞬発力勝負、直線だけの実質2F勝負と言われた2年前の菊花賞を制した◎フィエールマン。長距離戦の資質をあまり見せないまま昨年の天皇賞春に挑んだが、スローとは言っても後半持続力勝負の形の展開を見事に勝利。2着馬には詰め寄られた感はあったが、3着以下には6馬身の差をつけて完勝とも言える内容。
菊花賞でのイメージは切れ味鋭い中距離馬が、スローの展開に恵まれて…という印象だったが、昨年の天皇賞春で長距離戦での資質の高さを見せる結果に。さらに末脚は瞬発力型に見えていたが、実際の末脚は持続力型という一面も見えて来た。
昨年の菊花賞の上位馬はいないし、同世代の有力馬は昨年の天皇賞で6馬身以上突き放して見せた。一つ上の世代の菊花賞馬キセキとの力関係の比較が重要にはなるだろうが、3200mの高速馬場での勝負となれば適性と安定度はこのメンバー内では断トツの存在。あとは有馬記念以来のレースという面がどう影響するか…それだけだろう。
相手は○ユーキャンスマイルを指名。前述のとおり昨年の天皇賞春ではフィエールマンに突き放されて結果は5着。一度は中距離戦線に戻った感じだったが、前走で阪神大賞典が結構驚きの内容。結構仕掛けが早くなる展開でも長く脚を使ってキッチリと勝ち切って見せ、長距離戦の方が適性が高い可能性が再浮上してきた。◎馬との差は確実に詰めてきているとは思う。
現状1人気◎2人気○と来ているので3番手は穴目の馬を…という事で▲シルヴァンシャーを。この馬の場合は前走の京都大賞典で相当長く良い脚を使えている面を評価。後半の加速勝負、時計勝負の形は不安があるも、極端な加速勝負の展開にならなければ…面白そうな感じはある。
連下は絞り込みたいところだが、まさしく横一線という感じに思える。前目でペースを演出する側に回るなら怖い△キセキ、終わった感はあるも京都の高速馬場で復活があり得る△エタリオウ、素直に阪神大賞典2着を評価したい△トーセンカンビーナ、ここ2走は見た目以上に内容があり、前走はやや不利があった△モズベッロがとりあえずの候補。
ミッキースワロー、ダンビュライトも適性面では侮れないが流石に手が回らない感じ。ミッキースワローはここ数戦は安定傾向があって魅力なのだが、高速馬場の長い直線で結果が出ていない面を嫌った。ダンビュライトは去勢明けでまさしく仕切り直しの一戦。流石にいきなり走る印象は無いのでこちらも敬遠。
穴候補は★ミライヘノツバサ。単純に前走のダイヤモンドSは中々の内容。紛れる展開になった場合に3着くらいは…という感じで候補に加えておく。
馬連:◎○▲BOX 三連複◎○▲軸△★流し