ヴィクトリアマイル　2020　予想

6歳馬のディメンシオンが取消となって完全に4歳馬ＶＳ5歳馬という構図になったこの年のヴィクトリアマイル。Ｇ１馬以外でも東京マイルでの実績を持つ馬が多く、非常に魅力のあるメンバー構成になった。
　

ただ今回もやはり前日までの降雨の影響がどこまで出るか…がポイントの一つになりそうなレース。土曜日朝の時点で掴んでいる情報では、土曜日夕刻までは降雨があるものの、日曜日は降雨は無く晴れ間も十分にあるとの事。良馬場発表までの回復は見込めそうだし、超高速馬場までいかなくとも普通の馬場までは戻る…と見て予想を組み立てたい。

　
5歳馬筆頭格の◎アーモンドアイが断然の人気なのは致し方ない所。過去に見せた東京の高速馬場での内容はずば抜けているし、今回のメンバー構成では完全に抜けた存在。昨年の安田記念は発馬直後の大きな不利がありながらの3着は立派過ぎるし、前走の有馬記念9着敗退は完全にコース適性の問題。今年初戦、土曜日の降雨の影響など若干考慮すべき点はあるものの、都合よく外枠に入れたし、力を出し切る形になりやすい東京コースならそう大きく崩れる要素は無いように思える。
　

相手筆頭は昨年2着の○プリモシーン。普通に昨年の2着は評価できる内容だし、4角からスピードの乗せて直線に向けると強いタイプは証明済み。アーモンドアイと同じく高速馬場向きの印象は強く、土曜日の降雨がどこまで影響するのか？という点と、少し内枠に入って勝負所で包まれてスムーズな加速が出来ない…という可能性はあるが、その辺りの要素を問題なくクリアしてきた時の破壊力は魅力十分なので対抗評価。
　

3番手は昨年の府中牝馬Ｓの内容を買って▲スカーレットカラーを。ちょっとムラのあるタイプで狙いづらい感じはあるが、力を出し切れる形になった場合に…という期待値の方が高いので3番手。


現在重賞3連勝中の△サウンドキアラは根本的に末脚が持続型でない分と外枠を嫌って少し評価を下げたが連下筆頭格。あとはちょっと気配が物足りないが昨年の覇者△ノームコアも抑える。
　

大穴候補は個人的には東京コース向きと感じている★トーセンブレス。時計勝負になると分が悪いが、多少時計を要する形になれば3着争いに食い込むくらいは…と見て一応推奨しておく。


馬連◎○▲ＢＯＸ　三連複◎○▲軸△★流し