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2020/06/27 13:24
宝塚記念 2020 予想
過去の傾向、時期的な傾向を含めて考えると、6月の阪神競馬場でもレースは馬場が読みにくい。昨年の予想でも書いたが、この時期は見た目や想像以上に力を要する馬場になっていることも多い。しかも日曜は未明にソコソコの雨量があるという予報あり。こちらはレース開催時刻までにはある程度回復すると思われるが、まさしくレース後に「良馬場発表だが実際には馬場が重くて…」というパターンの敗戦コメントが多く聞けそうな雰囲気が漂う。
また中距離路線の最高峰レースだけあってスローの流れからの後半3F勝負というような展開にはなりにくいと思われ、過去の傾向からしてもある程度流れる展開の中からの3角過ぎからのロングスパート戦になりやすい感じ。前述の馬場の一件も含めて考えると、スピード持続能力だけでなくスタミナ面も兼ね備えた馬を中心にしていくのが良いとは思う。
この視点でいくとサートゥルナーリア、ラッキーライラックあたりは少し買いにくい存在になる。
サートゥルナーリア昨年の有馬記念が速い流れの中から後方から脚を伸ばす形で2着。決して悪い内容ではないがゴール前は失速モードになったし、コーナーでの加速力を得意としている分だけ他馬より有利だったかなという見方は出来る。天皇賞秋では緩い流れだが正攻法で完敗、ダービーも展開嵌ったように見えたが最後の1Fで見事に脚が止まっている。長く脚を使う展開そのものは決して向いているとは言えないだろう。
ラッキーライラックも好走例が緩めの流れからの加速競争となる形が多い。本質的に緩い流れからの加速競争向きの感は強く残ったままで、時計を要する馬場になった場合や、流れる展開になると自身の最後の脚を削がれる可能性はあると見る。
前走の大阪杯で2着と好走した◎クロノジェネシスを中心に据えたい。その前走の大阪杯よりも、2走前の京都記念、さらに4走前の秋華賞の内容が示すように、やや時計を要した馬場でさらに流れる展開の中で結果を残しているのは大きな強みで、今回想定している条件と合致する。2歳の秋から3歳春の時点まではスローの瞬発力勝負向きの印象が強かったが、前述の2走が示す通り流れる展開ならの持続力勝負の形で結果を残しており、どういう競馬にも対応できるという面でも心強い。今年に入ってから京都記念→大阪杯というステップを踏んでおり、いかにもここが狙いという感じがあるもの好感があって中心視。
対抗は流れる展開からのロングスパート戦の形で強さを見せている○グローリヴェイズ、3番手は時計が掛かる馬場での持続力勝負なら…という観点で▲ワグネリアンを取り上げたい。
後は近走ちょっとリズムを崩している感はあるも条件的には合うはずの△キセキ、大外枠が…という感はあるも、時計の掛かる馬場のロングスパート戦は向くはずの△ブラストワンピースを連下として押える。
穴候補は★ペルシアンナイト。近走は結果が伴っていないものの、2年前の大阪杯2着のレース内容からするとこの馬にチャンスがあっても良いように思える。枠が枠なので道中はインで待機して、直線上手く馬群を捌ければ…という思いで穴候補として推奨しておく。
買い目:馬連◎○▲BOX 三連複◎○▲★軸△流し