595件のひとこと日記があります。
2020/10/03 17:10
スプリンターズS 2020 予想
スプリンターズS
今年も厳しい流れの中でパフォーマンスを上げてくる馬が勢揃い。中山1200mのコース適性を見ても、結局はスピードの持続力を求め続けられた上に最後の坂をクリアできる余力があるかどうかがポイントになる。
昨年2着で高松宮記念を制したモズスーパフレア、昨年3着ノダノンスマッシュに加え、高松宮記念2着のグランアレグリア。この辺りが人気の中心になるのは確実。ここに高松宮記念3着のアイアトニック、3歳馬のビアンフェなどの伏兵馬がどう絡めるかというところも注目の一つ。
ただ勢力図的には昨年、あるいは春の頃と大きな変化は見られない。グランアレグリアを除くと新鋭4歳馬に目立った馬はいないし、3歳馬ビアンフェは前走のセントウルSで力の差が明確に出てしまった。古馬ではレッドアンシェルが再び浮上してきたのを警戒するくらいか。展開面でまさかのスローの流れになったり、大きなアクシデントさえなければ…という感じはする。
ただ人気の一角を担うであろうモズスーパーフレア、ダノンスマッシュが揃って内枠に入ったのは馬券を組み立てる上では大きな要素になると思う。
モズスーパーフレアは溜めて行って良さが出るタイプではない。序盤から果敢に前に行って厳しい流れで後続の脚を削ぎたいタイプ。もちろん内枠からでもペースを演出できない訳ではないが、ゲートの出方次第でどう転ぶか分からない最内枠、しかもすぐ隣にはダノンスマッシュという枠の並びは意外と大きな要素。
ダノンスマッシュも同様。こちらは元来出負け癖のあった馬であり、こちらもゲートの出方次第ではアッサリ包まれる可能性もある。特性面においても勝負所でスッと反応して加速出来るタイプではなく、スピードに乗せたままそれを持続させるのに特化した馬。内枠から馬群を捌く展開や、要所での反応を活かせるタイプではないので内枠そのものは嬉しくない条件だろう。
結果的に消去法という感じにはなるが◎グランアレグリアは結構恵まれた条件になった。まず上記2頭と比較しても枠順的なものの利は結構大きい。さらにグランアレグリアの場合やはり本質的にスプリンターという感じはないので、序盤から速い流れになると不安がある。しかしながらペースを演出すると思われるモズスーパーフレアが序盤に掣肘を受けやすい最内枠に入った事で、メチャクチャなハイペースになる可能性が低くなったのも大きな利点だろう。
対抗はなんだかんだ言って行き切ってしまうことが出来ればという期待を込めて○モズスーパーフレア。3番手にはここ2走が厳しい流れの中で結果を残してきた▲レッドアンシェルを据えて組み立てたい。
あとはそこまで流れが厳しくならない場合に浮上してきそうな△ミスターメロディ、△ダイアトニック。内枠に入ったが上手く外に出せれば持続性の脚が嵌っても良さそうな★ライトオンキューまでを候補として組み立てたい。