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2020/10/17 19:41
秋華賞 2020 予想
桜花賞、オークスを制した牝馬二冠のデアリングタクトが牝馬三冠を目指して登場。三冠を目指すデアリングダクトにとって最大の敵はやはり京都の2000mという条件。コース形態上意外と紛れが生じやすく、2年前に三冠牝馬となったアーモンドアイでも着差こそ後続に1馬身半つけたものの、内容的には結構ギリギリの形だった。
デアリングタクトに限らず有力差し馬の場合、後半の脚をフルに発揮するために勝負所から外々を回して…という形になりロスが生じやすい。そのロスが生じた好きに内目からひと足使って抜け出してくる馬の存在が一番怖いはず。今回の枠順で見ると2番のリアアメリア、3番のマルターズディオサ、5番のウインマイティーあたりは警戒すべき馬となる。
ただ展開的にどうなるかがポイント。元々秋華賞は京都2000mのコース形態もあって緩い流れになる事が少なく、流れる展開からの持続力勝負になりやすい。速い流れになって追走に脚を使う展開になった場合に多少の心配な面を抱える馬が多いし、リアアメリアに関しては前半の位置取りと直線の短さへの対応が大きな要素になるはず。
桜花賞が重馬場にかかわらず速い流れしかも消耗戦の形で完勝、オークスは一転してスローの瞬発力勝負で他馬を圧倒した◎デアリングタクトにとっては展開がどうなろうと不安要素は少ない。外枠に入った事で序盤から包まれる可能性はなくなったのは好材料だし、相手関係を考えると自信を持って勝負所から外を回して行っても大丈夫なようにも思える。負けるとしたらこちらが多少ゴチャつく形に巻き込まれ、そのスキに内々を立ち回った馬がドンピシャで展開が嵌ったケースだろう。しかしそこまで嵌る馬が存在するかどうかは疑問に思う。
春のクラシック戦線でデアリングタクトに負けた組はすべて後半要素で後れを取っており、現状ではそこまで魅力のある馬はいない。前半要素を求められてウインマリリンが…という考えは当然浮上してくるが、大外枠に入った事で少し評価は下げたいところ。
こうなると春のクラシック組とは違う馬を選択したい。そういう事でちょっと思い切って○ムジカを相手筆頭に抜擢。比較的内目の枠に入った事と、ローズSで見せた意外と高い加速力に魅力を感じる。しかも追い出しを待たされた上にグンと加速してるから反応の良さという面でも京都2000mでは武器になる可能性は高い。2.3走前は下級条件とは言えそれなりに速い流れに対応しているし、相手なりに走ってしまうタイプと見ているのでかなり思い切っての対抗評価。
続いてかなり思い切った抜擢枠で三番手を▲ソフトフルートにしたい。こちらは速い流れへの対応が最大の課題だし、当然馬場が渋ってどうか?の不安はあるのだが、2勝クラスの競馬とは言え前走で見せたスピード持続能力の高さを認めたい。枠順的には良い所に入ったし、思った以上に馬場が乾いた場合の激走に期待したいところ。
後は前述のように大外枠入ったものの前々で運べれば△ウインマリリン、少し緩む展開と渋馬場が思った以上に残った場合に浮上しそうな△ウインマイティー、前走である程度の内容を残したしやはり枠順的には怖いので△マルターズディオサ、馬場が思った以上に悪化した場合にはやはり桜花賞での結果と内容を取り上げたいので△クラヴァシュドールまでを抑える形で馬券を組み立てたい。