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2020/10/18 19:43
府中牝馬S 2020 回顧
ある程度流れる展開からの後半持続力勝負だが、3角くらいから少しペースが落ちて4角から再加速する流れ。後方の馬にとっては比較的楽に取りつくことが出来たとは思う。ただ面子的にも若干低調な一戦という感じがしなくもない。
サラキア 1着 S1【特性改編の必要あり】
発馬五分から前半は無理せずという感じ。序盤は中団だが3角手前では後方2番手まで下がる形で追走。3角からペースが落ちたところを外からジワッと押し上げに掛って、4角では3.4番手の位置まで上がってくる。3角過ぎからラヴズオンリーユーの外に馬体を併せに行って直線入口は大外に。直線序盤でも持ったままの手応えで、坂の上りで追い出されるとすでに追い出しを開始しているラヴズをあっさりと交わしてグンと伸びて来る。坂を上ってからも脚色は鈍らず伸び続け、残り1Fで最内で粘り込みを図るトロワゼトワルを捉え先頭。残り100mからは追撃態勢のシャドウを突き放す形で3馬身差の完勝。
結果的にこの面子では後半要素では一つ抜けた存在だったという事か。今回も道中後方に下がる事にはなったが、しっかりと脚を貯める事で後半の末脚を長く引き出してきた印象。発馬五分だった事も前半を無理せずに済んだのも好影響を与えたと思われる。ただ相手関係を考えるとそこまで評価するのは危険な感じもある。
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【特性改編の必要あり】
特性面:S1 緩い流れからの後半勝負向き。反応は良いが鋭い脚が一瞬しかなく末脚の質は持続型。やはり位置取りがカギになる馬 【専用メモ】出遅れ癖(3歳時は)
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シャドウディーヴァ 2着 SM1
出遅れし行き脚も付かずという感じで後方から。序盤は追走に苦労してる感も見えたが、向こう正面から3角手前までは比較的楽に取りついて中団後方の位置取り。ただ3角を過ぎて外から勝ち馬のサラキアと同じように上がって行こうとするも、反応が悪く置かれる感じ。しかしその後は4角まで我慢して、直線入口で外に回して仕掛けてくる。序盤で前に蓋をされるような感じになったが、坂の上りで進路を見つけて追われるとジリジリとした感じだが確実な伸び脚を見せる。坂を上った所で少し狭くなったが、馬群を割るような感じで伸びてきて残り1Fで3.4番手。最後の1Fも伸び脚はジリジリで勝ち馬に突き放されたものの、最後まで伸び続ける形で2着。
勝ち馬とは3馬身差なので完敗の様相。3角で反応が悪く置かれるし、直線の伸びも相変わらずジリジリ。それでも馬場の影響で全体的な時計は求められてないし、極端な加速を求められない展開でこの馬の良さは出し切った印象。むしろこの馬場でこういう展開でないと上位に食い込むのは難しいように気もする。そういう意味では今回は千載一遇のチャンスだったと思うのだが…。
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SM1 持続的な脚が武器…というか決め手そのものにワンパンチ足りない印象 【専用メモ】東京向き
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サムシングジャスト 3着 未分析【特性分析の必要】
若干出負け気味に出て最後方待機。3角からジワッと押し上げる態勢に入って、3角過ぎから4角に向けて外から進出の構えだが、ペースが上がった付近で位置取りそのものは上げられず。直線入口ですでにムチが入って、ポッカリと空いた馬場の内目に突っ込んで伸びて来る。コース取りが嵌ったのか直線序盤ですでに中団の位置。坂の上りの追い比べで勝って残り1F地点で3.4番手争いの一角。大外から伸びた勝ち馬との差は歴然だし2着馬にも追い比べで見劣ったが、ゴール前で逃げ粘るトロワゼトワルを競り落として3着を確保。
時計を要する形で浮上しても…とは思ったが、その通りになった感じ。ただ少頭数で他馬が馬場に脚を取られた感は強いし、進路取りも含めていろんな要素が結構嵌った感じがある3着。坂の上りでグッと伸びる感じがあった割には最後はやや失速気味という事からも、使える脚は意外と短いタイプかもしれない。
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【特性分析の必要】
未分析
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記事の一部を割愛(文字数の兼ね合いで)。通常版はブログ内にて