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2020/10/24 19:41
菊花賞 2020 予想
二冠馬コントレイルが三冠を目指して出走。先週の秋華賞では無敗の牝馬三冠馬が誕生したが、それに負けじと牡馬の無敗の三冠牝馬誕生なるかが注目となるレース。
◎コントレイルは皐月賞、ダービーを含めすべて圧巻の内容を見せて来た。その中で自身に一番詰め寄ったのは皐月賞のサリオスだけ。そのサリオスも条件が変わったダービーで3馬身と突き放したし、第一そのサリオス自身がこの菊花賞には出走しない。必然的にダービー3着、前哨戦の神戸新聞杯2着のヴェルトライゼンデが対抗馬として浮上するが、神戸新聞杯では2馬身、ダービーでは4馬身以上の差があった。もちろん3000mという距離になるし、潜在的な長距離適性という面で差を詰められる可能性はあるが、それでも逆転出来るか?と言われれば(特にクラシック戦線組で)コントレイルより上の素材を見せた馬はいない。
あと騎手視点からすると自身の三冠ジョッキーへという重圧はあるだろうが、冷静に見れば馬の能力差という点からは自信を持って進められるはず。怖いのはやはり差し遅れ、勝負所で包まれるというパターンで、これだけを警戒して自信を持って乗って頂きたい。
相手はクラシック戦線組にするか、未対戦の別路線組にするかがポイント。前述のヴェルトライゼンデを相手候補筆頭とする考えは間違っていないはずだが、後ろから行ってコントレイルを差し切れる感じは全くない。2着狙いという形に徹するのであれば信頼できそうだが、逆転を狙って前々で運ぶ競馬を選択した場合この馬自身に死角は多少生じる。元々緩い流れ向きの馬であり、前々で流れに乗って後半の脚を使えるかの疑問はある。まぁペースと位置取りも大きな要素になるのだが、今回は後半勝負に徹してくれた方が買いやすい存在。
ダービー3着馬、2人気確実の馬、さらに池添騎手という事もあって2着狙いなんて無いだろう。当然を勝ちに狙ってくるはずで前々で運び選択をする可能性が高いと見た。現時点では個人的にすこそこ流れる展開になると見ているので、前に行けば当然ヴェルトライゼンデの末脚に影響すると見て、少し評価を下げたいところ。
相手は○ヴァルコスを取り上げる。過去の走りを見る限りエンジンの掛かりが遅い印象。ただ非常に長く脚を使える感じが見えており、セントライト記念でも5着ながら相当長く脚を使っている。最大のネックであるエンジンの掛かりの遅さも京都の3角の下りを利用できるのはプラス要素と見たい。長距離戦らしく3角からの持続力勝負みたいな展開で、3角から一気に外から押し上げる桔梗強気な競馬でも全然大丈夫のように思える。コントレイルを逆転出来るかどうかは別そして、その他の馬との長距離適性、京都の3000mで嵌る要素は十分にあると見て対抗評価。
以下の候補馬の選択はは難しい状況だがロングスパート戦で良さを見せて来た▲バビットを3番手に据えて、後は△ヴェルトライゼンデ、△ディープボンド、△ダノングロワールあたりを候補として馬券を組立てていく。