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2020/10/25 18:08

富士S 2020 回顧

前半の速い流れからの後半の持続力勝負の形。ただ前の2頭がぶっ飛ばす展開なので、実際には好位勢で平均ペースくらいかなという感じ。その中で最後は持続力勝負で、少し消耗戦みたいな感じになった印象。


ヴァンドギャルド 1着 M1

発馬五分から序盤は中団外目を追走も、前半の流れが速いのを察して少し前との差を開けた中団やや後方の位置で待機する格好。4角過ぎから外目をジワッと押し上げて行く感じで直線入口で大外に持ち出す。直前序盤で仕掛けられるとスッと反応して大外から伸びを見せ、坂の上りでムチが入るとさらに加速。坂を上った残り1F地点ですでに2.3番手まで押し上げ、最後の100mで先に抜け出していた2着のラウダシオンを捉えた上にゴール前ではさらに突き放す形で完勝。
 
勝ちタイムもそこまでは速くないし、前日までの雨の影響を受けた馬場もこの馬には向いた感じはある。また前半から流れる展開だったが、前を無理に追いかけず自身のペースを守って追走したのは大きい。レース自体はハイペースだが、この馬自身が追走したペースは平均ペース寄りだった。後は全体的なレベルの問題もあると思うので、その辺りの評価が難しい感じはする。

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M1 少し時計を要する馬場での持続力勝負向き。基本的にスピードを求められると厳しそうで
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ラウダシオン 2着 SM2

好発から好位の外目を追走の形。序盤は前の2頭が飛ばすのを見て自身はやや控えて前の2頭から離れた3番手追走。3角過ぎまで持ったままで追走し、4角で後続も迫って来て少し促して直線入口で外目に持ち出す。直線序盤で僅かに仕掛けられ、坂の上りで本格的に追い出しを開始。追い出されてからややフラつく感じを見せつつも、坂を上り切ってからジリジリ伸び始める。残り100m地点で先頭に躍り出た直後に外から来た勝ち馬に交わされ、ゴールまではさらに突き放されてしまっての2着。
 
こちらも前に行った2頭を無理に追いかけずに自分のペースも守ったのは大きい。それでもこの馬の位置でもある程度速いペースの流れだし、その中で最後までバテずに2着。しかも初の古馬相手のレースだった事を考えれば十分に評価できるものだろう。まぁ古馬の面子とレベルの問題は後々議論になりそうだが、現時点では十分な結果と内容だと思う。
 
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SM2 すこし緩めの流れからの後半の総合力勝負型 
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ケイアイノーテック 3着 M2

発馬五分から控える感じで後方待機策。序盤から流れる展開を後方2番手で追走。4角くらいから外を回ってジワリと追い上げの体勢に入り、直線では勝ち馬のさらに外に持ち出して追い出しを開始。追い出し直後に内にモタれる感じは見せたが、立て直してからは大外から徐々に差を詰め始める。坂の付近では思ったほどの伸びは見せなかったものの、最後の1Fで前の馬の脚が鈍った所を大外から差を詰め、残り100mで数頭を一気に交わして3着に浮上したところゴールだった。
 
見た目にも最後の最後で前が止まった所を差し込んで…という形の内容。この馬の特性面で考えても自身の持ち味である持続性の脚が最大限に生きた格好だろう。馬場の影響もあるだろうが、全体的に速い時計や速いラップを求められなかったのも幸いした感じはする。

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M2 スローの瞬発力勝負では分が悪く、ある程度流れる展開の中での持続力勝負向き  【専用メモ】貯めて直線勝負 エンジン掛かり遅い 時計が掛かって浮上
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(完全版はブログ内にて)

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