コスモオオゾラ

歯がゆいという言葉がピッタリだった。
共同通信杯に出走したコスモオオゾラは5着。

出走する馬をパドックから見たのはこれがはじめてで、
いつの間にかこの馬を愛おしんでいる自分に気づいた。

他馬よりも落ち着いて見えたパドックの姿、返し馬で見せた気合
そしてセンスの良いレースぶり。
化け物とか大物より、才能に溢れた名馬という言葉がふさわしいと感じた。

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当日はこの馬でダービーに行きたいと言っていた中谷騎手ではなく
別の騎手が手綱をとった。
意見はあるだろうが中谷騎手の逃げ・先行、特に逃げの技術は
中舘騎手と並びトップクラスと私は思っている。

タラレバを議論しても仕方がないのは分かっている。
分かってはいるが、中谷騎手が乗っていたのならと思えて仕方がない。
5着という結果ゆえに歯がゆくて悔しくて仕方がないのだ。

・・・もう少し仕掛けのタイミングを我慢していたら
・・・直線で馬群がバラけることなく併せ馬になっていたら
レースを見終わり、夕暮が静かに広がる道で様々なことが頭をよぎった。

今後はどのようなローテーションを組むのだろうか。。
更に力をつけ、風薫るダービーの日に東京競馬場で走る姿を見たい。