15件のひとこと日記があります。
2016/09/11 23:49
マカヒキ〜ニエル賞〜
完勝ですね。
5頭立てで予想通りの超スロー。
残り3ハロンと勝ちタイムの推移、そしてマカヒキの3ハロン通過位置から見ると上がりは34秒フラット辺り。
スローとはいえ思ったより速い上がりでの決着になりました。
相手も思いのほかしっかり伸びていたというのもあります。
仕上がり途上で仕掛けもゆっくり。その中でこの上がりなら十分でしょう。
何より、馬場に適性が無ければ完全に切れ負けしていたであろうレースです。
これだけ伸びればシャンティイの馬場は問題はないかと。これには一安心です。
知識が浅い人のコメントを見ると、突き放せない勝ち方を不安視してるようで(笑)
うーん(笑)
今の仕上がり段階でこれ以上の上がりはどんな馬でも酷ってものです。
落鉄してたとの情報もありますしね。
やみくもに不安と見るコメントを乱立させる前に、突き放せるレースと突き放せないレースの違いくらいは学んで欲しいものです。
他の競馬初心者の方も間違った見解を信じてしまいますからね。
超スローのレースこそ勝ちきるだけでも難しく、相手に速い末があれば着差など殆ど開かない。
そこを結果として難なく勝ちきるのは絶対的な能力差の証です。
本番を見据えれば、マカヒキは速い時計でも最後まで脚を使えるタフさも持ち味の一つ。
更に終いの1ハロンに強いと思われるサトノダイヤモンドを最後まで抑えこんだダービーは見事という他ありません。
この持ち味はレースレベルが上がった時こそ活きてきます。
スローのダービーを勝つ馬は速い馬。速い時計のダービーを勝つ馬は強い馬ということ。
まあ勿論それだけでもありませんが。
それらを踏まえると本番でも直線良い脚を使ってくれる可能性はかなり高いと思われます。
そして最大のライバルとなるポストポンド。
この馬も瞬発力と絶対的なタフさが証明されている馬。
今年はポストポンドが強力過ぎるので挑戦者としての立場は変わりませんが、ポストポンドは相応のハンデを追って走ることになるはずです。
斤量もあり、凱旋門賞に至っては本来の力を出せない可能性も十分あるかと。
他にも強いのが数頭いるので、その3歳勢との勝負になる可能性の方が高いかも知れません。
日本馬が3歳で凱旋門賞に挑むと言うことは捨てるものも本当に大きい。
陣営の本気度は計り知れない。そこには相応の自信もあるはずです。
日本での秋を捨てての大勝負。
何とか勝ってもらいたいですね。