天皇賞（春）

◎キタサンブラック◎サトノダイヤモンド☆シャケトラ☆シュヴァルグラン☆アルバート△ゴールドアクター△レインボーライン

キタサンブラックとサトノダイヤモンドは甲乙付け難いのが結論だった。有馬記念の時は3歳の時点の両馬を比較したり有馬記念までのローテを考慮するとサトノダイヤモンドの方が上位と結論が出た。結果その通りだったがキタサンブラックの最後までの粘りは想像以上で恐ろしくも感じた。年が明けて両馬とも阪神大賞典と大阪杯を好パフォーマンスで勝ち再戦を迎えた。天皇賞春は荒れやすいレースだが今回の上位馬を見ると今年はそういう傾向にならないメンバー構成だった。キタサン・サトノを除いてもシュヴァルグランは去年の天皇賞春・ジャパンカップ3着や長中距離のG2を2勝していて更なる成長も期待出来る5歳馬で、条件馬の身でイキナリ日経新春杯2着し続く日経賞で勝利したシャケトラや一昨年の有馬記念馬ゴールドアクターや長距離適性抜群のアルバートそして菊花賞2着のレインボーラインと7人気まで近年稀に見る実力馬揃いなので荒れると予想するのは無理という物だ...結果キタサンブラック・サトノダイヤモンドのワンツーではなかったが1人気-4人気-2人気だった。強力なメンバー構成なら荒れにくいが配当は安くなるのでより絞った予想が大事になってくる。幾ら驚異的なスピードで出世したシャケトラでも3人気はやり過ぎだ...相手はそれ以上の実績と経験を持つJRA屈指の実力馬に今回初の58キロと初G1と敷居が高過ぎた、ゴールドアクターはシャケトラより実績経験もあるが前走得意の中山で5着とこれ程の実力馬でも流れを直ぐに戻すのは難しい...