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2019/06/12 00:05
大阪杯
ブラスト板では大阪杯について、見当外れな見方をしてるヤツがいて呆れる。
上がり3Fが遅いからスローじゃないだの、何だの。
大阪杯は1コーナー過ぎの400mまでがポジション争いで速かったが、そこからグッとペースが落ち着いた。
400mから1200m地点までの800mは50秒かかってる。
GIに出走する馬にとって800m50秒なんていうのはかなり遅い。
この800mの間に前の馬も後ろの馬も楽をしてる。
残り800m過ぎあたりからキセキが少し前にプレッシャーをかけてきて少しずつペースアップ。残り600mあたりで全体のペースが上がり、ゴールまでの我慢比べ。
最初出して行ってポジションをとった馬達も400m〜1200m間に回復させることができ、ラスト800mの地点で前にいた者勝ちだ。
残り800mでペースが上がったからラスト200mは坂もあるしラップが落ちて上がり3Fのタイムは速くないが、これはどう考えてもスローの前残りではないのか?
特に勝ったアルアインはずっとインのポケットで楽をして常に経済コース。ブラストがトップスピードで回った4角も経済コースで楽々。
映像を見る限り、4角はブラストはアルアインの7mくらい外、キセキの5.5mくらい外を回っている。
単純計算ではアルアインより約4馬身、キセキより約3馬身分無駄な距離を走っている。
向かない展開でコースロスまであったのに、力負けとかいう判断をする人の考えは到底理解できない。
大阪杯はまずもって、1コーナーでもっとポジションを取るべきだったのが1点。
ポジションとれなかったなら、極端にペースが落ちた1コーナー以降、できればコースロスの少ない向こう正面から3コーナーにかけて徐々にポジションを上げて、残り1000mでキセキの外に並びかけるべきだったと思う。
もしくは残り600mまでじっとしてるなら、大外の選択は有り得ない。前の馬が脚溜めてるんだから、せめて内(最内ではないよ)を突かなければ話にならない。
オルフェーヴルですら、あんな大外走ったことないやろ。