90件のひとこと日記があります。
2016/05/19 21:14
オークス予想
まずペースがどうなるかなんだけど、先週の時点でありえんだろ・・というレベルの高速馬場だったし,今週も週末までの降雨はほぼないだろうという予報なので先週の傾向を引きずる形になると思う。馬場が早すぎるので逃げ先行馬は「これでいいんか・・?」というレベルの速さになりなかなか思い切っていくのは難しい。逆に追走する側は苦にならないので先週の時点で距離適性はあまり関係なくスローロンスパ得意馬やスピード持続力のある馬が台頭してきていた。オークスの例年の傾向からしてもスロー気味や若干足を余す競馬になる公算はそこそこ高いと思うし
速さと器用さ・・・贅沢を言うようだが1400〜1600m戦で通用するスピードを持ちながら,それを中距離のラップの中で分散していける対応力をもった馬から有力視していきたい。
◎シンハライトはまぁ人気どおりと言われても仕方ないんだけどこの馬はチューリップ賞、桜花賞のようなスローからの瞬発戦、それから紅梅Sのようなスピード色の濃いレースにも対応し結果を残してきた。チューリップ賞では後方11番手から差し切るスピードの質、桜花賞ではやや前目8番手から前走競ったジュエラーと並入するなど、道中の位置取りによりスピードを損なわない対応力がある。紅梅sでは阪神JF4着ペプチドサプルや好走パターン時のワントゥワンを撃破しているように基礎スピード面でも文句なくやはりこのメンバーでは一番信頼できるかなぁと。
○チェッキーノは戦歴が瞬発戦より出し切る競馬が多くて読みづらいんだけど、一応新馬でのドーヴァーとの差、ドーヴァーと後に戦うシゲルノコギリザメの差、それからノコギリザメとジュエラーの差を考えるに基礎スピード自体は備えているだろうと。アネモネSなんかでも上がりは遅いがこのレースは意外とギアチェンジ面が問われたと思うし、あえて切るほど不安要素もないとは思う。とはいえこの馬の得意そうな展開とオークスの傾向がマッチしていない以上、一番手で買っていく理由もないのだけれども。
▲ペプチドサプルは戦歴を見ればわかるようにスローペースでのギアチェンジの鋭さと、早い時期に見せていたスピード持続力でどんな展開にも一定の対応を見せてくるのが強み。ただ惜しむらくは、この馬の持っている持続力とギアチェンジは二枚看板ではあるが二枚腰ではないということ。スローペース時の脚の切り替えは鋭いがその脚が続くのは100m〜とかなり短くその後のスピードはやや落ちる。そしてハイペースになった時は持続力は見せるがそこからのギアチェンジ→一脚は削がれ気味。つまりはいいところが両立できていない。一応これらの特性から直線の終わりに坂がある阪神よりは坂の後に平坦となる東京のほうが向いているとは思うが、勝つまで行くかとなるとそこまでの強さは見せていないので。
△デンコウアンジュは操作性が悪く勝負どこでもたつく面はあるんだが、スムーズに行けばアルテミスSのようにペプチドサプルを凌ぐパフォーマンスを出せる力はある。この馬も安定は欠くがペプチドサプルの上位互換のようなタイプで、ギアを切り替える勝負どころがおおむね下り坂になる阪神なんかではイマイチ地味になっていることからベストなパフォーマンスを出せるのは坂→平坦の東京コースなんだろうなと思う。ギアの切り替えがうまくても切り替え地点が上り坂とかじゃないと他馬が下がってこなくて良さが出せないからね。そういう相対的な部分にこの馬の良さがあると思う。買うんならここでしょう。
△ロッテンマイヤーは新馬や忘れな草賞で見せているようにある程度の前半ペースなら気分よく前に付けられる操作性とスローからの瞬発力を問われても即時動いていける対応力は強み。基礎スピードもクイーンC3着からあるにはある・・が、新馬戦や忘れな草賞で2着馬に迫ってこられてるところや上がりタイムを見るに、持続力はイマイチかなと。その部分で一段評価を落とした。
あとは実績から△アットザシーサイドと△フロンテアクイーンも押さえておく。
ここまで書いといてなんだけど▲以下は正直過去のデータからの予想では上とか下とか言えないぐらい差はないと思うし、◎のみか◎or○の1着固定で他の印に流す形の3単を買って、他が来たら諦めるしかないなぁ〜と個人的には思う。