90件のひとこと日記があります。
2014/12/28 22:36
有馬記念回顧
ほぼ想定した通りのスローペースを刻んだヴィルシーナに対して,
そこからさらに後ろで1000m 1分4〜5秒のペースで集団を引き付けたジェンティルドンナの勝利でした。
戸崎騎手が狙ってやったかどうかに関わらず,運も多少味方した部分もあると思います。
そもそもジェンティルの右回り適性と状態に疑問を持っていた私としては,この馬は
過去のデータを弄くっているだけでは絶対に買えない馬であり,そういう意味では
私の慢心を打ち砕いてくれる勝利でした。
右,左回りの違いを深く考えなければ,今年の天皇賞秋に似たような
レース展開だったかもなと思います。
・エピファネイア
道中ハイペースから他馬のスタミナを削り最後の小加速で決める,が勝ちパターンの
この馬としてはもっとも苦手とするレース展開になってしまいました。
折り合いが意外と簡単についてしまったことも今回に関しては災いしていたかも
しれません。
初乗りの川田騎手にドスローであることに気づいた上でペースアップしてくれ!と
期待するのも無理があると思いますし。
・ジャスタウェイ
私は福永騎手の今年のエピファネイアの騎乗(大阪杯・天秋)に関しては,
エピファネイアのタイプを鑑みるにそこまで大きな影響を与えるほど酷い騎乗では
なかったと思っていましたが,今回の福永騎手のジャスタウェイの騎乗ははっきり言って
意図がよくわかりませんでした。まだ何度もレースを見返していないので何か
ゴールドシップより後ろに控えたことに意味があったのかもしれませんが。
・ゴールドシップ
正直,想定していなかった展開だったのでこれは飛んだかなと思いましたが,なんとか
3着に粘りこんでくるあたりはさすがだなと思いました。脚質上,中山では阪神と違い
騎手がペースを握る側でなく握られる側に回ってしまうので,その違いが顕著に
結果に現れてしまったと思います。珍しく良スタートだったので
もう少し前でやってくれれば・・という気持ちは拭えませんが。