競輪
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2012/04/28 06:47
薫風の青葉賞 2
先行、好位勢は、３４秒前半でまとめられればいいわけで、そういう展開ならば、府中コースが向かない限り、大崩れはしないはずです。
そして青葉賞は近年、毎日杯組が直結することが多いレース、臨戦過程も他の組よりは明らか優勢でしょう。
次に今の馬場。今年は特にそうですが、顕著なのが、芝丈の長さ。ＪＲＡの馬場造園課は中京や阪神、中山、京都の開幕を見ても、例年以上に芝丈を長くしています。
後藤Ｊのコメントにもあるように、今の府中は芝丈がものすごく長く、草原みたい、と表現しています。走るたびにシャッシャッって音がして、掛かる馬はその音を気にして引っ掛かったりしている、と。
以前紹介ように、野芝のトールフェスクに、洋芝のイタリアンライグラスの混合ですが、洋芝をかなり長めにしていて、春の開幕の東京競馬場の馬場状態、土壌、クッション性、馬の足元保護の意味でも、1年を通じても最高の状態と言えると思います。そして映像を通しても分かるくらいかなり長く、芝が風でなびき、芝コースでの口撮り写真も関係者の足元が芝で埋まっているほど見えませんでした。
ただの軽さやバネだけではなく、東京コースを走る上での当然必要なスタミナを兼ね備えていた方がいいことは明らかです。
クランモンタナ、サトノギャラント、タムロトップステイ、フェノーメノ、ヤマニンファラオ、ジャングルクルーズはスタミナは勿論、パワーも十分な馬達。
ミルドリームは体重こそありませんが、母のミルフィオリといえばフジキセキの全妹。祖母はミルレーサーですから軽さの中にあるパワー、スタミナは十分のはず。
エタンダール、シルクキングリーのディープ産駒は正直に言って分かりません(笑)ステラウインドは大好きなビクトリーマッハが祖母にいる、ワンスウエドの流れですからテイエムオペラオーの母系ですから気になるのですが、ここまでの馬達の評価をすると絞り切れなくなり、キリがないので軽視します。
改めて、話を戻します。アドマイヤブルーの毎日杯は、レース前から、陣営のトーンが上がらず、成長途上、仕上がり途上の評価をしていました。京成杯後、ノーザンファームしがらきに放牧に出し、一旦完全に緩めてしまったことを正直に言っていました。毎日杯も当然注目していましたが、毎日杯前から叩けば変わるはず、本当に走る馬ならば必ず叩けば変わるという考えから、次に青葉賞ならば・・・と思っていたわけです。
アドマイヤブルーの評価について、世間ではどう評価されているか全く知りませんが、この馬は栗東の坂路横綱とでも言えるくらい、本当によく動き時計も出る馬で、坂路のウッドチップコースなら間違いなくＧ�亀蕕任垢�(笑)大トビで、パワーがあっても、脚長、キンカメ産駒でも道悪はあんまり向かないというのが個人評。だからこそ、問題なのはどこまでのワンペース馬なのか分からないことです。
さすがにここにきて、実はワンペースのダート馬というのは勘弁してほしいですが、芝での切れ味勝負では一線級とは渡りあえない可能性は確かにあります。いくら体調イマイチ、成長途上でも、毎日杯の６着はいくら負けるにしてもあまりにも不甲斐ない負け方。本当ならば、昨年のショウナンパルフェのように自信を持って買いたいのですが、３着以上に来る絶対の自信がないのはソコ。
どうしてもガチンコでフェノーメノと勝負した時、近い位置取りにいた時、弱点が露呈して自分の予想よりも着順を下げ、脱落する可能性を感じています。
更にここにきて気がかりなのが、今週の馬場状態。22日（日）から27日（金）までの雨量の推移は7.0mm、9.5mm、3.0mm、2.5mm、9.0mm、13.5mm。いくら新潟の次に水はけが良くても、木、金の雨は土曜の朝から急速に回復出来て良馬場になっても果たしてパンパンかどうか・・・。芝丈と内から乾くはずの特質も今回ちゃんと当て嵌まるのかどうかは推移を見守らないとわかりません。
このレースは最初から決め打って馬券を買うと、レースをやる前からハズレ馬券をたくさん買っていることになりかねないので私自身も注意したいと思います。
ワンペースを補うには、相手関係を比較した上で、馬自信の個体能力、そして展開利、つまりスローの瞬発力勝負の流れよりも、平均ペースに近い流れの方が持ち味が活きるはず。
- トール
- タリア
- クランモンタナ
- サトノギャラント
- タムロトップステイ
- フェノーメノ
- ヤマニンファラオ
- ジャングルクルーズ
- パワー
- ミルドリーム
- ミルフィオリ
- フジキセキ
- ミルレーサー
- エタンダール
- シルクキングリー
- ステラウインド
- ビクトリーマッハ
- ワンスウエド
- テイエムオペラオー
- アドマイヤブルー
- ファー
- ショウナンパルフェ
