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2012/07/01 18:40
EURO2012そしてブラジルワールドカップへ
いよいよ決勝ですね・・・
オランダ中毒の私にとって、地上波の放送が一切ないことに腹を立ててストレスが溜まってばかりでしたが、結果的に散々な酷い試合を3試合も見ることなくEUROを存分に楽しめているので、TBSさんに感謝です(笑)
今大会は、地元紙や他国の新聞からもネザーランド・・・エゴランドと酷い叩かれ様、酷評でしたね・・・。実際にフォワードとディフェンスが、前と後ろで分断されたようなあまりにも酷過ぎる中盤だったと聞いています。デンマーク、ドイツからも、あんなに中盤がガラ空きの試合をしたことがないというくらいの笑われようですから、伝統のお家芸、内部分裂発動か・・・といった感じでした(泣)
このEURO2012がチームの成熟度的にピークと思っていましたが、ワールドカップ準優勝チームのその後のEUROの結果を見ると予選敗退も致し方ないところか・・・。
ファンマルワイクの契約延長から2014年まではどんなことがあってもチームの入れ替え、活性化が出来ると安心していた矢先のグループリーグを3戦全敗、予選敗退からの代表監督辞任・・・。アフェライに肩入れしすぎたか・・・監督は娘婿ファンボメルと共に代表を去るのでしょう。
もうあと2年しかないワールドカップ。ドラスティックな改革をしなければもう間に合わない我がオランダ。結果として一気に噴き出してしまった課題は山積しています。
代わって今大会。開幕から過去に見たことのない劇的な変化を見せて復活したイタリア。あれほどまでに面白い試合を魅せてくれるアズーリは本当に記憶にありませんでした。イタリアの伝統というべきカテナチオを捨てさせたのは正しくスペイン。ポゼッションサッカ―の張本人とグループリーグ初戦そして決勝の再戦は歴史的意味があるというもの。これは本当に見物です。
私がずっと応援していた御贔屓の国はずっとオランダ。スペイン、ドイツ、ポルトガルも長年応援してきましたが、今や頂点に立ち、黄金時代を迎えているスペインには興味がまるで無し。2000年には既にボロボロだったドイツも移民系の選手も代表になれる大改革で今や完全復活。エジルもその代表的存在。強いドイツというのは嬉しいものです。
フィーゴ、ルイ・コスタ、デコの去ったポルトガルはロナウドがいても今や魅力は無し。
フランスはようやく復活の兆し・・・。
今回のEURO2012のベストゴールは歴史的ゴールとして後世に残るイブラヒモビッチで決まりでしょう・・・。
2014年のワールドカップは南米のブラジル大会。既に実質4年間も頂点に君臨しているスペインが南米で開催されるワールドカップで優勝できるほどワールドカップは甘くない(スペインファンの方ごめんなさい)
EURO決勝を前に、ガーナ系のイングランド人、イタリア人のウェルベック、バロテッリと凄い選手を見ることが出来ました。決勝では何が見られるのか・・・、今大会はピルロとブッフォンにどうしても興味が行ってしまいますが、モントリーヴォだってカッサーノだって本当に凄い輝きを放っている。
2010年の南アフリカのワールドカップではガーナ代表のアサモア・ギャンがお気に入りになりましたが、これからまたどんな選手が輝きを見せてくれるか・・・本当に楽しみです。