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2012/08/25 21:52
診断3
コスモリープリング
この時期の2歳牝馬とは思えない480キロ台の雄大な馬体。胴長でゆったりした背中などは、いかにも父の影響が強そうだ。距離延長はプラス材料なはずで、馬体の張りなどから気配も良好
ロジウエスト
体の線はクッキリして、骨太で少し重心の低い体形。父のいいところを受け継いでいる感じで、完成度も高いといえるのではないか。ピカピカの毛ヅヤと力強い立ち姿から、態勢も万全だろう。
競馬ブックより
コスモリープリングのデビュー戦は、上がりが37.0と数字上は掛かっている印象だが、稍重で全くの楽勝。レースレベル云々はあるかもしれませんが、スピードの持続力がある感じ。血統を見れば、さすがはダンチヒの3×4。2戦目は確かに行きっぷりが全く良くなく、反応もまるで無し。2走目のポカというような印象。
外回りが合うかは分からずとも、スピードの持続で持ち味を活かすのならばやはり引き離して逃げた方が良さそうな感じはします。新潟特有の大逃げなどで、高速馬場を見方に付けてどこまでやれるかは見てみたい馬。馬体も、記憶があまりにも薄いのですがヤマニンセラフィムがこんな感じだったかな・・・確かに頭は高くてもナムラクレセントもこういうスラッとした感じだったような・・・(苦笑)調教も、走る気を出させるような併せ馬で、人気ほどすぐ切るような悪い印象は全くありませんでした。
ロジウエストは、デビュー戦の走りはメンバー、レースレベル云々があったとしても、走り自体は大変目に付くものでした。跳びが大きく、小回りは明らかに合わない印象でしたが、走るフォームというか、見た目の印象がいいんですよね。調教の動きも私は大変好感の持てるもので、どう見ても1勝レベルで止まる馬とは思えませんでした。器の大きさ、スケールを言われると困りますが、この外回りでどういう走りを見せてくれるか、今後に向けても非常に興味がそそられます。
陣営はひと雨欲しいとのことから、やはりあまりにも高速馬場過ぎ、時計面での勝負は明らかに不利かもしれませんし、とにかくこのレースはミスタープロスペクター系大苦戦とのデータなので、こればっかりは仕方ありません。馬体はパワフルで軽さも感じます。サウンドリアーナがあまりにもピョンピョン跳ねるような弾力のある軽さ、バネを見せるので、同じケイムホームと言ってもタイプは全然違うようですね。
ただ調教がかなり良かったので、今回はヒモ付けの遊び的候補としても、適性を見いだせればどこかで必ず来てくれそうな、気性も良さそうな馬。気持ちのオンオフで前回がオフのまま走ってあれだけの走りを見せてくれたのならば、使い込んでもテンションが上がらずにいてくれれば、追い掛けてみたい馬ですね。個人的にはかなり好きな馬ですね。