正しく父を彷彿

2002年、中山競馬場で行われたジャパンカップ。前日のジャパンカップダート、イーグルカフェの勝利そしてファルブラヴのジャパンカップ制覇。フランキーマジックが大炸裂した２日間でした＾＾コーリー・サトシ・ナカタニＪとの壮絶なせめぎ合い、叩き合い。大いに興奮し絶叫した記憶があります(笑)

ファルヴラヴの凄かったところは、本格化してからの尋常ではない、爆発的な成長力。５４０キロもある巨漢が覚醒してからの快進撃は凄まじいものがありました。

種馬になってからのファルブラヴはとにかく牝馬しか走らないことはもう有名ですよね(笑)しかも１４００前後に良績が集中。父にうり二つの産駒にはなかなかお目に掛かれないでいました。

２０１２年サマーチャンピオンのトランスワープ。精神と肉体、心身のバランスが取れていなかったセン馬はようやく軌道に乗ってきたようですね＾＾正しく父を彷彿とさせる本格化。この成長力は凄まじいものがあります。

活躍しても、その種を残せないセン馬・・・。ホルモンバランスも変わるのでしょうが、体質が強くなることはよく知られていますね。

走ることを宿命付けられたサラブレッド・・・生きるために、ひたむきに、懸命に走るセン馬トランスワープ・・・。この馬の成長力、元々持っていたポテンシャルが覚醒したとなれば、どこまで上りつめるかは大変楽しみでもあります。


父のようにこの先、香港での走りを見てみたいものです＾＾