296件のひとこと日記があります。
2012/11/01 02:48
パンク競馬
暇人アワー到来。文化は夜つくられる。
早寝早起きなんてのはね、国がそうやって夜中、色々画策して自分達に良からぬことを考える不貞の輩が出現しないように計らって提唱されてるんですよ。って友達が言ってました。友達が。
ぼくはあれですよ、明日は五時に起きますよ。五時半にまた寝ますけど。30分間は、ぼけーとしてます。「オバケのQ太郎の最終回は泣けるなあ。次の日帰っちゃうQちゃんはいつもと同じように振舞うんだよな」など思い出しつつ。みんなよく読んでるなあこの日記を。斜め読みしてくださいよ。冷蔵庫にあったなんかベッコベコの安そうな、安めぐみな白ワインでもうだいぶ出来上がってるんだから。安めぐみは好きですよ。ふわっとしててね。結婚しちゃったけど。麻生久美子といい、俺の好きな女優さんはみんな誰かの嫁さんになっちまうよ。いいよいいよ。みんなみんな幸福になってしまえ。ウィー・アー・ザ・ワールド。幸せにかなう物はない!俺はマクドナルドにある募金箱にいつも七円くらいは入れてるんだ。「安めぐみのテーマ」という歌知ってます?おそらくYoutubeにありますよ。歌っているのは、「水中、それは苦しい」という、とりあえず同意するしかない名前のパンクバンドです。競馬とパンク(ミュージック)は密接な関わりがあります。モヒカンで髪緑色に染めてケンシロウみたいな鋲付きレザーな格好してりゃパンクかって、そんなことはない。俺には、場外馬券場で、別に座る全然場所あるのにいつも同じ柱の下に競馬新聞撒き散らして腹這いで必死に予想してるあのじいちゃんの方がよっぽどパンクスに見えますよ。
一応軽く、僭越ながら説明させて頂くと、「パンク」とは、主に音楽の種類のひとつであります。イギリスの労働者階級がやることなさすぎて作った音楽という認識でざっくり大丈夫でしょう。アイラブユー、OK?それは永ちゃん。私は(一人称がまったく一致してないなぁ)武道館で永ちゃんのライブのチケットもぎりをするという仕事を冬場にしたことがある。あれは寒かった。そしてお客さんは怖かった。全身紫色のスーツでスキンヘッドだったりした。しかしそういうお客さんに限って「寒いのに大変だね、YAZAWAタオル買ったよ。俺の嫁別にファンじゃないんだけどさあ、頼み込んで連れて来ちゃった。ははは」とか話しかけてくれたりする。いや、俺は寒いんだマジに。でも怖そうだから相槌を打つ。話してみるとなんというか、ツッパることに真面目。誠意がある。人は見かけによらない。だから、頼むからかわい子ちゃんよ、俺をもっと総合的に判断してくれ。
ああ、説明しなければ。
ロックミュージックが「大人は分かってくれない!」
だとすれば。
パンクミュージックは「大人はバカだけど俺もバカ」
だとこれまた友人が高校生の頃教えてくれました。
大体合ってます。どちらも反体制といえばそうですね。ただ、パンクはもっと何も考えてないっていうか…。そもそも仕事なくなっちゃった労働者階級が「もうやってらんねーよ、なんでもいいよ。餃子に養命酒でも」と作ったジャンルですから。バンド名からして売れようとしてない感じが。「赤痢」ってバンドもパンクだった気が。ここじゃとても書けない名前もずらりと。そしてたいがい長続きしない。というか、長続きしたらパンクじゃねえ。