競馬で風邪が治る1

ギュスターヴクライ…。

まさかあんなことになっていたとは。

ただ馬群をうまくさばけず、直線で大外を回らされ、思ったより伸びなかっただけだと思っていたのに…。あれだけ追って6着なら仕方ないし、まだまだ重賞で買える馬だと満足していたのに。

おそらく引退だろう。
ディープブリランテといい、俺が好きな馬がどんどん故障で引退せざるを得なくなっていく。

今日は時間の隙間を突いて、福島10Rと東京メイン、アルゼンチン共和国杯を買った。予算は五千円。大奮発。
どうせなら、と前日専門誌「優馬」を買い、二つのレースに絞って三連単を練ってみた。風邪を引いて頭は朦朧、咳は出る。背中に悪寒で、次の日の用事ももう危ぶまれるところだった。

福島は開幕二日目。ならば芝は綺麗だろう。
内枠先行馬断然有利！
しかも、芝1200m。
これは人によって考え方が違うと思うが、芝1200mというのは、直線の長さにもよるが、確かなこと。ともかくとにかくあっちゅー間に終わる。
と、いう事は、技術云々よりも、内枠でスピードがあって先行できれば押し切って勝ててしまうのではないかと。血統とか騎手が誰とか、コーナーリングがどうだとか折り合いとか、坂がどうこうとか、道中の位置取りとか関係なく。

この勝手な持論に基づき、芝、ダートの短距離、1000m、1200mが望ましい、1400mはギリギリ、は、良馬場で極端に荒れてなければ比較的的中しやすいんではないかと。なんだかそんな気がして花瓶の花を見つめていたりして生きています。
そう思って選んだのが開幕したばっかりの綺麗な芝、いい天気の福島10R、会津特別。
16頭立てながら、内枠の比較的先行馬が一番、二番人気。それぞれ四番と二番。

これはあれだなと、こいつぁ買うしかないなと。
どうせ二つしかレースはしない。どうせなら三連単で点数を少なくして儲けよう。
潔く頭は一番人気と二番人気。
三着までその二頭は入れ、七頭配置して24点買い。これならオッズ的に、当たれば確実にプラスにはなってくれるだろう。