三連複のボックスとフォーメーションの違い

先週のこと、ふと「三連複のボックスとフォーメーションって同じなんじゃ…」と思い、ウインズにはビギナーズインフォメーションなるコーナーがあり、若いお姉さんが二人、マークカードのマークの仕方などを、初心の人に教えている。

よし、この人に「優馬」持ってって、「この馬柱、数字が丸で囲んであったり四角で囲んであったり、白抜きになっていたりするところがあるんですけど、何がどう違うんでしょうか？」と質問しようかと思ったが、確実に難易度が高いのでやめておき、当初の質問をぶつけてみた。
こういうときに若い女性に積極的に話しかけておくと、アレが色々ああなって、星の巡りで万馬券が当たるのだ。（多分）

大杉「あのー、すいません」

お姉さん「は、はい、なんでしょうか？」

やや狼狽した風のリアクションにふんわりしたショックを微小に感じつつ質問。

大杉「このマークカード、三連複にボックスとフォーメーションがありますよね」

お姉さん「はい、ございますね」

大杉「この二つって、僕が初心者だというのもあるんですけど、どう考えても同じなんじゃ…と思うんですよね。結局どの馬が来ても的中ですもんね。何か異なる箇所はあるのでしょうか？」

お姉さん「はい、そうですね…ちょっとお待ちください」

お姉さんは思案顔でマークカードにマークし始めた。

お姉さん「例えばこういう風にフォーメーションをマークしたとしますよね」

大杉「はい、で、ですね、これで一生懸命一着、二着、三着を考えたとしても、三連複なので結局これらの馬を全部まとめてボックスで買ったほうが早いのではないかと。何か点数が変わるであるとか、具体的な違いがあれば教えていただきたいのですが…」

お姉さん、十秒間の沈黙の後口を開く。

お姉さん「ないですね。一緒です。ボックスで買ったほうが時間的に効率的ですね。フォーメーションとの違いは特にないです（ニッコリ）」

大杉「ああ、そうなんですか、不思議な馬券もあるんですね世の中には。どうもありがとうございました」


ということらしいですよみなさん。
なぜか存在している「結局同じ馬券」…。
JRA七不思議のひとつとしてこれからも語り継いでいきたいと思います。

お姉さん、まさか説明が面倒になって開き直ったんじゃ…！？

やめて！もうライフゲージはゼロよ！