JC特別対談〜社長と秘書〜その2

新堀「社長の本命はいかがでしょうか？」

社長「ジェンティルドンナ」

新堀「社長、なんだかんだでピチピチギャルお好きなんじゃないですか。僕のこと言えませんよ。それに常々おっしゃっていたじゃありませんか”東スポの二重丸だけは信用しない”って。今日の馬柱、二重丸でいっぱいでしたよ」

社長「まあ聞きたまえ。私は確かに女は好きだ。今でも実はバリバリの現役のつもりでおる。しかし、私がすきなのはもっとこう、しとやかな和風美人だよ。山本富士子とかな。ジェンティルは女傑だよあれは。胆の据わりかたが違う。梶芽衣子みたいなもんだな。”女囚さそり”は観たことあるか」

新堀「いえもうまったく。寡分にしてお名前も知らず…というか全体的についていけないというか…」

社長「まあ、よかろ。三歳の牝馬であの風格のあるレース、どこまで切り込んでくるのか、私は一介の女好きとしてもだが、あの芯の強さに期待しておる。スポーツでも、今女性の活躍は華々しい。牡馬はジェンティルを見て奮起しなければいかん。別の意味で奮起されたら困るが…。まあ確かに、東スポの二重丸は不気味だがな。しかるにオルフェ君はちいっとオッズが下がりすぎている嫌いがある。当然といえば当然だな」

新堀「ははあ、社長、読めましたよ。ジェンティルドンナから、社長お得意の三連複流しですね」

社長「残業手当、色つけとくよ」

新堀「ありがとうございます！社長のことですからドーンと穴を狙っていくんでしょうね！オルフェーヴルの隣、同じ厩舎なのに人気が段違いのトーセンジョーダンとか！」

社長「ほほう、分かってきたじゃないの。一般人はあの馬の歴史を見ておらん。調子が悪くなればすぐポイ、だ。ほとんどの人間は、トーセンジョーダンが馬券になるなんて”当然冗談”だと思っておるだろう」

新堀「は、はあ…」

社長「別に笑いたくなければ笑わなくてもいいんだけどね。次の秘書を探すだけだから」

新堀「あ、あああ、なーるほど！！トーセンジョーダンと”当然冗談”洒落になっているわけですね！ははははははは、これは一本取られました！いやもう社長天才的ですよ！社長もスミヨンに置けない人ですねぇ、なあんちゃって！」

社長「…」

新堀「違います、違います！何にも言ってませんよ！あれですよ、なんかこう、風のいたずらっていうか、心霊現象のラップ音とかああいう空耳ですよ。いやだなあ社長、さっきからそんな目で僕を見つめられて…すいませんでしたああああ！！」

社長「若さゆえの過ちというものは、誰しも認めたくないものだな」

新堀「どこかで聞いたことがあるような台詞…、いえ、その通りでございます。それで、社長、ジャパンカップで大穴を開けたらその儲けで何をするおつもりですか？」

社長「うーん、そうねぇ。とりあえず…」

新堀「とりあえず？」

社長「この私と君しかいない、バラックの社屋を建て替えよう」

新堀「社長、冬はこれからですもんね！！」

ギャフン！！


と、いうわけで、今日は東京メインをすっぽりやられ、明日はジャパンカップ一本で勝負する運びとなりました。うわあい。
どうせなら穴馬を追求してやれ、と熟考、おやつ食べたりしながら頑張って考えました。最終的にはマークする瞬間まで分からないところもありますが、大きくは変わらないでしょう。

式別：三連複軸一頭流し、七点マーク、21点

軸：15ジェンティルドンナ

相手：3ジャガーメイル 9オウケンブルースリ 10ダークシャドウ 12ローズキングダム 13ルーラーシップ 16トーセンジョーダン 17オルフェーヴル

どうですかこの脈絡のなさ！
秋天一着、二着を完全無視！ビートブラックも何気なく見ないふり！意地っ張りなのか何も考えてないのか、鉛筆転がして選んでんじゃないかと。

これを200円ずつ。
さてウインズの華と散ってきましょうかぁ！

みなさんのご健闘を心よりお祈り申し上げます！！