296件のひとこと日記があります。
2012/12/10 05:42
のど輪だ田上!さんへの返信その1
※二つ前の日記に寄せていただいた、のど輪だ田上!さんのコメントへの返信です。個人宛のコメントを日記にしてしまう斬新な試み!しかも二つにまたがってしまう暴挙!ご迷惑おかけしますほんと。
のど輪だ田上!さん、とんでもない時間に目が覚めました。
物知りですか?なんだか面映いというか、何も知らないような、何でも知ってるような、自分でも不思議です(笑)。
何かと別種の何かに共通点を見つけては、一人で喜んでいます。
「競馬が人生の模倣なのではなく、人生が競馬の模倣なのだ」なんて、寺山修司の言葉が、ふと今頭をよぎったりします。これもじりで、実際は「競馬」ではなく「旅」なんですけどね。この人は競馬についての優れた文章を数多く残しています。昔いくつか読んだことがあって、寺山修司はなぜこんなにも競馬に魅了されたんだろう、と、競馬に対する興味は昔からありました。「墓場まで何マイル?」なんて本もあるくらいです。
中学の頃、友人が大の競馬好きで、何かといってはエアグルーヴだ、タイキシャトルだ、マヤノトップガンだ、と言っていました。こっちはなんのこっちゃ?でしたが「みどりのマキバオー」直撃世代で好きな漫画だったので、話は面白かったです。田原成貴騎手の大ファンで、「ありゃ馬こりゃ馬」の愛読者。あとで調べたところ、JRAの観客動員数がピークの頃だったそうですね。僕が競馬を始めたのは、あの日からちょうど二倍の月日が流れた時でしたが、そんなに抵抗なく始められたのも、名前を知っている馬が種牡馬や繁養牝馬にいたからでしょう。たしかあの頃、そいつに触発されて、競馬中継を一回見た覚えがあり、その時、サイレンススズカがとんでもない大逃げを打っていて、こりゃとんでもない!と何も分からないながら興奮し、自分の生き方のスタイル(先のことなんか考えずに行けるだけ行っちまえ精神)とも親和性が高かったので、今でも一番好きなのは逃げ馬です。逃げられるだけ逃げて、逃げ切ったらしてやったり、面白い。最後止まっても、逃げ馬には独特の存在感があります。今でも、逃げ馬と言われたらサイレンススズカです。現役だとシルポートを真っ先に好きになり、最近はテイエムオオタカはいいな、なんて感じています。前が止まらない開幕週は、特に逃げ馬を買い目に入れておくのを欠かしません。レース観戦していても、先頭にいてくれるから見やすいこと(笑)。気が早いかもしれませんが今年一番のレースは三月の日経賞!ネコパンチの見事な大逃げです!
その昔、陸上で1000mを走っていたことがありますが、小学生の頃から、走り方はスタートダッシュの大逃げスタイルでした(笑)。競馬好きの友達はそれを見てやたらと喜んでいましたっけ。400mトラック二周半。スタートのピストルと共にすさまじいスピードで抜け出して、目立つこと目立つこと(笑)。最高の気分ですね。二周目の向こう上面で早くも捉えられて、後は最後方をのたのた走っていました(笑)。
なんて、思いつくままに書いていますがどうでしょうか?
ひとつ知ったことを、百にも千にも展開させることができると、たとえ読書がなかなかできない、情報がなかなか手にはいらないような状態のときでも、自分の想像、妄想でどれだけのことでも言えて、書けてしまいます。その具体的方法のひとつが、さっき書いた、別種のものとの共通点を、生活の中から探ってみる、ということかも知れないな。と、なんとなく考えたりしています。それから「競馬から考える」ことがもうすでに、今までの自分の人生になかったことなので、競馬というある意味での「縛り」が、逆に自由な発想や、面白い考えをぼんぼん誘発してくれます。もちろん勝った至福の瞬間や、負けた激情をいくら書いても誰も怒らないので最高です。一般の日記であれば、専門用語ひとつとっても気楽には書けません。「一完歩ずつ馬体が沈み込んでいくような上がりの速さで頑張りたい」なんて、分かってくれるのここの方々くらいですよ(笑)。
ほんの一行の言葉、誰かの何気ない一言、一枚の絵、ふとした風景…そうした五感で感じられるものすべてが、何か、言い表しがたい、第六感てやつでしょうか、無意識の中でパッと閃光のようにイメージとして広がっていって、そうしたらもう、それを目に見える言葉の形にしていくだけです。めちゃくちゃ楽しい作業ですね。僕はスリーコードで曲をつくったりしますが、同じことなんだと思います。ああ、何か言い知れない気持ち、文章の隙間から感じ取っていただけたら幸いです。
つづく。
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大杉馬連さん
たちつてとーるさん、遅ればせながらこんばんは!
細かく読んでいらっしゃる…筆者冥利に尽きます。
自分を信じましょう。「俺が選んだのだから間違っているはずはない!」と。
自分らしさを馬券で表現するのも、競馬の面白さですね! -
大杉馬連さん
まめきくさん、時間が空いてしまいましたがこんばんは!
「電車内では無表情でいなければ軽犯罪法違反」みたいな条例がなくて幸いです。たまに、ひとりでにこにこしながら電車に乗っている人を見かけますが、僕はああいう人が好きです。
寺山修司を学生時代ミーハーで読む。実に正しい読み方です。
すべての商売や、ショウや、表現活動をお金に換えてくれているのはほかでもなく、ミーハーな人々です。もちろん僕もプロミーハーです。
人生は戦場だ、という一面は否定できません。
その戦場で、砲弾の飛び交うさなか、たくさんの人々と一緒になって戦っている人のどの辺りがどう臆病なのでしょう。
さて東スポに戻ります!今日の男センはと…。 -
たちつてとーるさん
> 「逃げ馬好きほど逃げ馬に厳しい」という競馬の格言をご存知ですか。今僕がつくりました。。
> でも「逃げ馬っていいよね」この精神です。
> その瞬間を、逃げ馬好きの嗅覚がかぎ当てる。
> 反省して後悔せず。そのままでいいんですよ!
> 逃げるのは勇気と決断です。
上記の言葉、気に入りました!
これからも、私の感性で、逃げ馬を買って行きます! -
まめきくさん
切れてしまった…
とりとめもなく書きましたが、今週も競馬とそれに至るまでの過程を共に楽しみましょう。 -
まめきくさん
おはようございます。
まさかの自分に「いいね!」のコメントで吹き出してしまいました。電車の中なのに。私の社会的な立場をどうしてくれるんですか。
寺山修司、学生の頃読んでいました。
休み時間に寺山修司を読む他の人とはちょっと違う俺カコイイ!と思ってたのかもしれません。いや、思ってました。
この頃の私は逃げていたんだと思います。
そんな私も今や馬群、もとい人群に飲まれ社会の歯車の一部として周りと並走しています。周りに人がいないと不安です。
臆病な馬は馬群を嫌い逃げたり追い込んだり極端な戦法を取りますが、臆病な人間は群れなすことを好み周りの顔色を伺い走っています。
うーん深い。哲学的な私カコイイ!そう思って書いています。
そういえばありゃ馬こりゃ馬も大好きでした。
氷室シンケンよりも西影シルヴァートレインのエピソードのほうが好きでした。
とりとめもなく書きましたが、今週も競馬とそれに至 -
大杉馬連さん
みてください。10億円借金して豪遊しているしている人は、もはや貧乏人ではないのです。よくわからないたとえでした。えーつまり、逃げて勝つ人生もある。ということです。逃げるのは勇気と決断です。
一番速ければいいんです、一番速ければ!
生意気を申しました。お詫びいたします。 -
大杉馬連さん
ームセーリング
ネコパンチ
ビートブラック
買えませんでした。
「逃げ馬好きほど逃げ馬に厳しい」という競馬の格言をご存知ですか。今僕がつくりました。逃げ馬大好きだからこそ、実際に買うときは慎重に慎重を重ねるものです。買えなかったのは、選別眼のせいでもなく、直感の鈍りでもありません。あまりに逃げ馬が好きだからです。そしてあまりに逃げ馬が負け続けるせいでもあります。
でも「逃げ馬っていいよね」この精神です。
いつしか、ふと買った馬、それは逃げ馬ではない。その馬が、一発逆転の大逃げに出て、見事に逃げ切ります。逃げ馬を買って勝つだけが、逃げ馬の買い方ではないのです。もちろんここぞというときに逃げ馬を買うのは言うまでもありません。
あ、逃げた!
その瞬間を、逃げ馬好きの嗅覚がかぎ当てる。
反省して後悔せず。そのままでいいんですよ!
社会通念では「逃げるのは卑怯」と言われています。でも考えて -
大杉馬連さん
たちつてとーるさん、こんばんは。
平均50点よりも、どれかひとつが100点であとはゼロのほうがいい、と考える自分にとって、逃げ一手の馬は素敵に魅惑的です。僕は表面上のったり歩いていますが、心の中では遥か先頭にいる気概でいます。
いくら先行や差しが競馬の基本だと本に書いてあっても、逃げろー逃げろー行った行っただわーいわーいと騒ぐのが楽しいので仕方ありません。
バット、しかぁし!!
逃げ馬は基本的に負けやすいのです。怖いくらい直線で止まるのです。負け戦に臨む馬と騎手の雄姿に敬意は払えど、穴馬は、穴馬だからこそ、買えないときには買わなくてもいいと思っています。逃げ馬の走り方にも色々あるように、こちらもただがむしゃらに逃げ馬を買っていては、肝心の「勝ち逃げ」がおぼつきません。逃げ馬を実際に買うより、馬券で勝って逃げる。これが身銭を切る側の一番成功した「逃げ方」です。
クロフネサプライズ
ドリ -
たちつてとーるさん
あっしも、逃げ馬大好きです。
古くはツインターボ、サイレントハンター、ミヤビランべリ、キョウエイマーチ・・・。
逃げ馬は、人気薄で激走するのが常なので、
結局穴狙いになっちゃうんですがね。
まあ私自身、人ごみ歩いてても、
いつもどんどん人を抜かないと気が済まない性格
(自分より足の速い奴は許せない)
なので・・・逃げ馬が性に合っているかな・・・と。
そういうわけで、
なぜ、
阪神JFでクロフネサプライズが買えなかったのか、
中山10Rでドリームセーリングが買えなかったのか、
もっと古くは
日経賞でなぜにネコパンチが買えなかったのか
天皇賞春でなぜにビートブラックが買えなかったのか・・・
と反省しきりの今年なのです。 -
大杉馬連さん
ロールさん、フォローを返させていただきました。
どうぞご贔屓に!うれしいですね。