296件のひとこと日記があります。
2012/12/27 17:35
「走れコウタロー」から見る日本のフォークミュージックPART5
「あの、ものすごいファンです!ボブ・ディラン毎日聴いてます。ドノヴァン(同世代のマジカルなフォークシンガー。イギリスではビートルズと同じくらい知名度が高い。アルバム集めましたとも)も。夢みたいです、うわああ」
ともう自分でも何言ってんだか分からないくらいはしゃいでいると、氏は人柄そのままに優しく微笑んで「珍しいね、あなたの年代で僕を知ってるなんて」と言葉をくれた。イベントは中高年の方々で一杯だったので。そのときイラスト付きでサインしてもらった小さなノートは、宝物として今でも大切に持っている。友人に自慢したが誰一人取り合ってくれなかった。あ、後にレコード・レーベルに就職することになる、部屋中が天井までCDとLPと映画と本と雑誌と漫画の、すごい友人が居るのですが、彼だけものすごくうらやましがってくれました。
日本のフォークの話から脱線に脱線を重ねて、もはや何がなんだか得体の知れない文章が出来上がってしまった。
60年代末から70年代初頭にかけて、関西から作詞作曲を自分でするプロテスト・シンガー達が生まれていったところでひとまず筆を置こう。
いいんですよ、全然付いて来ないでいいんです。単走で追い切りです。
くよくよするのは もうやめさ
今日は昨日を 越えている
昨日に聞くのも もうやめさ
今日をこえた 明日がある
何とでも 言うがいいさ
良い子でいたい おりこうさん
あんたにゃわかるまい
今日を乗りこえて
明日に生きることなんか
岡林信康「今日をこえて」
よくぞここまで読んでいただきました!
感激です。
こういうことを、日頃やってます。
これからもよろしく、お願いします。
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大杉馬連さん
たり。今は情報の入手経路は訳分からないくらい広がりました。人間、選択肢が多少窮屈な方が楽しいのかもしれませんね。
70年代後半から80年代にかけて、日本の音楽は突然変異のように変わっていきましたね。欧米も、パンクに代わってニューウェイブという、なんでもありの変てこ音楽の時代になった影響もあると思いますが、それ以外(歌謡曲、アイドルソングなど)にも、挑戦的な音楽が多数出てきて、インディーズレーベルが生まれ、紅白は国民のお祭りで、本当に、老若男女が音楽と寄り添って暮らしていた時代だったんだろうな、と思います。ちなみにINUの「メシ喰うな!」は、サウンド的にはパンクよりニューウェイブに近いと感じています。
何より、何より、読んでいただけて嬉しいです。 -
大杉馬連さん
はるるんさん、こんばんは!
ありがとうございます。完全にパンク迷走型文章ですね。順序正しく書こうと思っていても、あれもこれも書きたいと言って書いているうちに脱線しまくり、収集つかなくなってそのままズバッと終わる(笑)。スーパーボールみたいにあっちこっち跳ね回る想念を、客観的に理解できる形に持っていくのって、本当に根性というか、暇で仕方ない人間のすることじゃないでしょうか(笑)。
本当に、気持ちをそのままに殴り書きすると、おそらく詩のようなものに近くなるのではないかと思います。下手すると狂った人みたいに思われる可能性が高いです。自分には多分にそういうところがあります。コントロールして、意味の通るものにして、一番美味しい部分をみなさんに提供できたらいいな、と思っています。
ラジオが音楽の情報源として大活躍していた時代ですね。
ハガキ職人なんてのが生まれて、自分のハガキが読まれるのを楽しみにし -
大杉馬連さん
あります!
ここからギアを変えて一気に加速しますよー! -
大杉馬連さん
ど輪!さん、こんばんは!ドッキリカメラに驚いている人、みたいな略し方ですね。
外の世界で身動き取れないなら、内面で暴れまわってやる!と、気持ちを一本に集中させて、そこに独り善がりじゃないギャグと愛がてんこ盛りあれば、自分で書いていてどこまでも止められないようなものって書けるんですよ。
捕捉、不備、構成の無謀さ、と、読み返せばああもしたい、こうもしたいのオンパレードですが、自分で自分の書いたものを読むのが好きなので(笑)、「面白いなぁこの人。あ、俺だ」とかいつも言っています。
打ちのめされるほど、頭爆発しそうに面白い文章にめちゃくちゃぶち当たってきました。それでも、どこかに勝算があると思うので、褒められるとうれしく、今日もダダダダッっと書いています。ちなみに、生きている人には全員「生きる才能」が備わっています。それって考えてみるとすごいことです。ど輪!さんにも、気づいていない才能が必ず -
はるるんさん
こうゆう文章大好きです(笑)
馬連さんの様にとめどなく文章が思い付くのは羨ましいですね。自分は文章を書くより喋る方がいい、絵を描くより見る方が好き。
自分の気持ちを文章に書き起こしても、書いてる最中に頭のなかで感情が盛り上がっちゃってどーしようもなくなるんです(笑)
小さい頃、母親がラジオ大好きでよく一緒に聞いてました。70年代後半から80年代って、異種格闘のように様々なジャンルが流れてましたよね。ロック、アイドル、フォーク。洋楽の流れを日本流に作り上げ国民が音楽に夢中だったような気がします。
歌は世につれ、世は歌につれ
いつの時代も歌と人々の気持ちはリンクしてるんでしょうね。
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のど輪だ田上!さん
単騎で逃げ切られちゃいそうなので、そろそろ追い出しにかかりますよ。
こんばんはー。
ど輪!です。
もう、また凄いもん書きましたね(^^)
溢れてくるとはまさにこの事か。
まだまだ書きたりないんでしょうね、きっと。
僕の友達にクレヨン渡しとけば何時間でも一人で遊べるって子がいますよ。
保母さんなんですけどね。
才能ってそういうものか。
馬連さんの日記に名前が載ると嬉しいのど輪です。
いずれ有名になってもどこかで載せてくださいね(^^)
これは約束です(勝手に)
本屋で立ち読みしてて、そんなの見つけたら嬉しいな。
「この、のど輪だ田上!って俺なんですよ」とか隣で立ち読みしてる知らない兄ちゃんに自慢したりして(笑) -
大杉馬連さん
いちごさん、こんばんは!早速にありがとうございます。
ちゃんと読み物として成立していれば嬉しいです。
はい、東スポ片手に街をぶらぶらしている謎の兄ちゃんなんですけどね。喰らい付くっていうか、自分自身がままならないことへのあまりの歯がゆさから、「人と同じようにできなくても、自分は一から百を知ればいい」と思い直し、今日まで転がってきました。
転機ですね。激しい痛みをこらえつつ、でも手をこまねいて座しているわけにはいかず。自分というものをどういう風に使ってやろうか、と、戦略を練っています。何かできるんじゃないかと。面白いことのひとつもぶちかましての人生じゃないかと思うんですよ。でも正直「おいおい生きていけんのかよ俺?」と眠れないままの明け方考えたりもします。
でも手が動きますからね、じゃんじゃん書きましょう。
いちごさんもまだ今年の競馬、終わっていないご様子。最後の一勝負、かっさらってください -
いちごさん
こんばんは。
面白い内容で、興味深く読み進みました。
やはり大杉さんは音楽の先生、または国語の先生に向いていると思えます。
これだけの知識と興味がありながら、それを生かせないのは勿体無いです。
自分が大杉さんの生徒だったら、音楽について考え方、見方を変えていたでしょう。
今回「走れコウタロー」の文字につられて読み始めましたが、想像以上の内容に驚かされました。
また、次回作を期待しますね。