【速報】レレレのおじさんがルンバ導入

もう箒の時代じゃないんですね…しみじみ。

ええ、特に何も考えてません。

たまに小洒落た喫茶店（オサレカヘー）に行く、そういうお茶目な部分も持ち合わせている俺は、今日時間があったので、行き付けって威張れるほどじゃないにせよ、扉を開けるのに逡巡、悶絶、四柱推命で占ったりしなくて済むほどには気の置けないカフェへと侵入。まんまといつもの窓際一番隅の席を確保したのであった。ぶい！
恥ずかしがりやさんな俺にも店員のお兄さん（水嶋ヒロ似）は優しい。高からず低からず、ナイスバリトンな声で注文を受け付けてくれる。なんせお洒落なのだ、かわいいのだ。ティースプーンは北欧製、水を入れたグラスはちっちゃい。小さいとなぜ高級感が出るのだろうか。空き瓶に一輪挿しなんかがあって、ウッド調の店内にはこれ以上もなく女の子受けな雰囲気がふわ〜んと漂っている。実際やっぱり女性客が多い。男は、いないこともないがなぜか決まってマッキントッシュの薄っすいノオトPCでよく分からないアレをアレしたりしている確率高し。

そこで大杉さんである。
週刊文春を愛読していることで有名な大杉さんである。
最近綺麗だなと思うのは菊池亜希子さんと水原希子さんな俺である。
特に誰も聞いていない情報を長々書き綴ってしまう大杉さんである。味噌汁は赤だしがやや好み。大根を細く切ったやつが入っていると嬉しい。

コーヒーなんぞオーダーしてしまう。
すると水嶋兄さん、「オーダー！！エスプレッソコーヒー！！」
ベルをならして小さな店内に絶叫。彼一人でやっている時間帯なので、自分でオーダーして自分で作る、自給自足型マルチタスク店員である。さすが女子に受ける店だけのことはある。八割虚構、二割妄言だと思っておいてくださいね。

店に入る前、そこは二階なのだけど、一階に置いてある立て看板の前でオーエル、一昔前でいうところのBG、ビジネスガールってやつ、その二人組みが二階へ続く階段、ステアウェイ・トゥ・ヘブンを見上げながら「ねーえこの店いい感じじゃなくなくなくなくなーい？入ってみる？一本いっとく？」みたいな会話をごにょごにょしているのが俺の高性能スカウター（つまり目のことだ）にて捕捉された。カカロットォォーーー！！

ああ入りづらい！
やはり女子の店なのだ。そんなアウェイ感いっぱいの場所に、どうして俺は勇んで清水の舞台っちゃうのか。マゾヒストなのか？
そういえば不二家ホームパイって美味しいね。なんで不二家アウェイパイはないのかな。食べるとブーイングが聴こえて実家に帰りたくなるやつ。ねーよ。
しかしでもだけれどもハウエバー、俺っちもこんなところでちょっと気取りながら「装苑」とか「リンネル」とかああいう雑誌をめくったりしてみたい。そんなのが結構好きだったりするのだ。「男子禁制、入ったらころす」とか壁に張ってあったら脱兎のごとく逃げるさ。テイエムオオタカも真っ青だぜ。シルポートだって俺の逃げ足には番手に甘んじるね。

実際のところ「はいすいませんねー通りますよーハイハイ」ってな無駄のない動きでずかずか階段上がっちゃったぜ。大人の階段のーぼるー♪

いやあ、勇気って大切だなぁ。アンパンマンもそんなこと言ってたよな。愛と勇気以外の友達も早くできるといいよな。あいつ梅雨になったら戦いにくいだろうな。俺がバイキンマンだったら、アンパンマンとの対決はもれなく海中で行うね。あとはやっぱ雨季に総攻撃を…何の話だ一体！！
※ちなみに女性二人組は入店せず。俺に恐れをなしたか！？傷ついちゃうぞ！うええーん。

だってナミアムダがでちゃう、浄土真宗だもん！

こうね、アタックナンバーワンな感じでね…。

それから数時間、音楽を聴きながら煙草を数本吸い、置いてあった雑誌、用意の文庫本を読み耽って優雅なひととき。伊集院静のエッセイ、灰谷健二郎のエッセイをじっくりと。最後の方俺しかいなかった。イエス貸切。

春の雲ひねもすのたりのたりかな

明日もなんとか、がんばろー。