296件のひとこと日記があります。
2014/04/29 01:35
この日々
こんにちは現実。
起きてみると空は青く澄んで遠い。腹が減ってのどが渇く。
ごはんを食べて、ミルクコーヒーを作って飲む。買い物を頼まれたのでスーパーで買い物をする。
アスファルトの固くざらついた感触が、つっかけを履いた足にじっくりと伝わってきて、軽い空気に緑の雑草はそよぎ、視界の届かない世界では何が起こっているのか全然分からない。そしてそれはおそらく分かる必要がない。
ただ生きて死ぬだけの人生に、大層な意味をくくりつけるから緊張と不安を招くんだと思う。
なぜ人生に重大な意味が付与され、「命の大切さ」はこんなにもクローズアップされるようになったのか。
それは、人間が大昔よりずっとずっと死ににくくなってきたからだと思われる。
医療の進歩もそうだし、一部の国を除いては、戦争に次ぐ戦争、のような歴史の教科書の年表みたいなことにはなっていないし、命を、人権を大切にしましょうという意識は、思想の側からすっかり我々に馴染み深いものとなった。人間はみんなひとりひとり特別なんだと。
だから、「なにか立派なことをしなくちゃいけない」とか、「せっかくの人生を無駄に過ごしてはいけない」とかいう類の強迫神経症的な精神が幼少から刷り込まれる。
社会で認められるのは、すごいことだ。だが特に何者でもないワン・オブ・ゼムで生き、そのまま人生を全うして死ぬこともまた、尊敬されるべき生き様だろう。
何か、よくわけのわからん、得体の知れない価値観に、必死で喰らいついて、そのルールに従って生きていく(別に強制されてはいないのにね)のが「人生」になっちゃったらくるしいよ。
プライドを持って生きることは大切だ。
でも、このプライドってのは一体なんなんだろう。
武士はプライドを保つために、何かしくじったときは生き方が無様にならないよう自害、切腹をした。
今日の価値観からしてみればとんでもなくもったいないことだろう。がしかし、彼らの生き方を外側の人間が「死んだら終わり」「犬死にだ」「言語道断で命を軽視した風習」と呼んでみたところで、どこか虚しい。結局、人生の充実というのは、社会から与えられるもののように見えて、実際はすべて自分の中から湧きあがってくるものだ。
社会というよくわからないもやもやしたものより、自分が何をしたら幸せで、楽しいのか、ということをはっきりさせる方が意味がある。特にものすごい目標を達成しなくてもいい。普通でいい。食べ物がおいしくて、周りに好きな人がいて。…さあ、これは「普通」なんでしょうかねぇ。
あ、競馬と何の関係もない…。
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大杉馬連さん
おるたんさん、なんだか照れます(笑)
ダイエット本と同じで、実際に身体を動かさなければ意味は無いので、自分の毎日で、自分なりの価値を表現していきたいと思います。 -
おるたんさん
>>本当に、心ひとつでまるで世界は変るのに、環境や他者が変ってくれるこ>>とをひたすらに待ち望んでいるのはもったいないことだと思っています。
なるほど。非常に心に沁みます〜。
良いことおっしゃいますね(^o^) -
大杉馬連さん
おるたんさん、ありがとうございます。
本当に、心ひとつでまるで世界は変るのに、環境や他者が変ってくれることをひたすらに待ち望んでいるのはもったいないことだと思っています。
せっかく生まれてきたのだから、世界を楽しみ、遊び尽くしてみたいと思います。まだまだ、自分の人生に全然納得がいきません。もっと、もっとと心がはやります。でも深呼吸して、落ち着いて。馬柱を読むように丁寧に暮らしていきたいです(笑)。 -
おるたんさん
おっしゃるとおりですね。
自分が幸せだと感じることのできる人が
幸せなんだと思います。
他人や社会が決められるものではないですよね。
その逆も言えるのですけれど、
傍から幸せそうだね・・・と言われても
満たされていなければ、幸せな人生にはなりえない。
面白きこともなき世を面白く
住みなすものは、心なりけり。
高杉晋作でしたか?も言ってましたね〜。 -
おるたんさんがいいね!と言っています。
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大杉馬連さん
【天長】さん、ありがとうございます。
僭越だなんてとんでもないです。書いてみて、自分の考えをなんとか表現してみると、そこに共鳴してくれる人があらわれてエールをくれる。それがとても嬉しいですね。
京都から愛知までの自転車旅ですか!いいですねえ!
「旅が人生の模倣なのではなく、人生が旅の模倣なのだ」という寺山修司の言葉を思い浮かべます。一日自転車で走った後お風呂に入ったら気持ちいいでしょうねー。 -
【 天長 】さん
沁みますねぇ。
僭越ながら、大杉馬連さんとはなんだか少なからず同じような感覚を共有出来ているのかなぁと思います。
かく言う私、京都から愛知までの3泊4日(内2泊野宿)の自転車旅から帰ってきたばかりです 笑 -
大杉馬連さん
のど輪ださん、ありがとうございます!
最終的に「なんか自分の生き方、悪くないじゃないか」とニヤニヤできれば、もう最高に素敵な人生なんだと思います。
「なんだか楽しそうにしている人」が一番幸せなんだと思いますねぇ。
のど輪ださんの日記を読んでいると、そんな気がしてきます!(笑) -
大杉馬連さん
くーこさん、こんにちは!
特に何かあったわけではないのですが…。
実は大体いつもこんな感じです(苦笑)
「無駄」はこれからの時代の(今までもそうでしたが)重要なキーワードになっていくのではないかと思います。
東京から大阪まで、新幹線に乗ればあっという間ですけれど、そこを路線バスにしてみる、バイクにしてみる、ヒッチハイクにしてみる…。
確かに時間はかかります。でも見えるものには大きな違いがあると思います。それを「役に立たないこと」とするか「とってもワクワクする経験」とするかは、自分次第であって、社会がそれを決めるものではないと思うんです。
くーこさんも「無駄」を楽しんでください! -
大杉馬連さん
いちごさん、こんにちは!
正直に、感じたことをその相手や、周囲にダイレクトにぶつけていくことができるのは、確かに敵もたくさんつくってしまうかもしれませんが、僕は「熱い生き方」だと思います!
生活していている中で受け取る違和感を大事にして生きていきたいです。
「うるさいヤツ」がいてくれないと人生は面白くならないと思います。
頑張ります!