東京編1

いつの間にやら、東京へ進出しました！！

前回の日記を書いてから一週間後に、着の身着のまま、くらいの風体で上京。府中競馬場から十キロ圏内という好立地。
東京に詳しい人でも首をかしげる西部エリアであっちこっちうろうろしながら一人暮らしをしている大杉です。
でも実は、生まれたのはここからそう遠くない場所だったりもします。
小さいときなのでかすかな記憶ですが。

いやー、どうしよう！

なんの見立ても見込みもないまま、鉄砲駆けを自分に課し、気が付けば丸三ヶ月と少し…。
何もかもが中途半端なまま、この上なく不安定な現場仕事だけで生計を立てているんだと思うと、今日も薄氷の上、雲の上。ヒヤヒヤ、フワフワ、あぶなっかしいったらありゃあしないのですが、結構楽しく過ごしたりしています。

ひとまずの目標が「洗濯機を買う」ですから相当のものです。
冷蔵庫？　そんなブルジョアの白物家電なぞ不要！！（当面の間は…）

意外と普通にスーパーで野菜など購入し野菜炒めとか作り、「やっぱりカーテンはないとプライバシーちゅうもんがねえ」などと一人つぶやきながらご飯を食べていると、ああ、まぁ、ひとまず俺のような者でも生きていくことは可能なのだなぁ、楽しいなぁ、と思う次第です。
大学の友人がここぞとばかりに「飲もうぜー」「部屋で映画観ようぜー」「たこ焼きパーティーするんだけど来ないー？」などと誘ってくれるので、こちとら家賃をつくってんじゃい！　と思いながらもひょいひょいと、今までにない集まりに顔を出し、友人の友人、みたいな女の子を紹介されて目が泳いだりしているような現況です。

最近のたこ焼きパーティーすごいですよ。
たこ焼き器でミニサイズの焼きおにぎり作ったり、アヒージョっていうオリーブオイルで行う野菜・魚介しゃぶしゃぶみたいなものをこしらえたり、ホットケーキミックスを入れて中にチョコレートを入れるとか、あの機械にはすごいポテンシャルがあるんだなぁと、素朴に感動したりしています。
あと、みんな小じゃれた部屋に住んでてびっくりします。雑誌に出てくるような。「素敵な部屋」的な。
一人の時間が膨大にあった今までとは、似ているようでもやはりぜんぜん違う毎日で、遅ればせながらの「社会」デビューという感じがあります。メイクデビュー戦の真っ只中です。

そんな状況下では当然競馬は…


つづく！