ギンザグリングラス

最近ではディープインパクトを始めとする内国産種牡馬がしっかり産駒成績を残しているので、ようやく国産のサイアーラインが3代、4代と続いていきそうな雰囲気になってきた。

一昔前まではノーザンテースト、リアルシャダイ、トニービン、ブライアンズタイム、そしてサンデーサイレンスと次々にやって来る輸入種牡馬に国産のサイアーラインがことごとく葬り去られていた。

あの時代を生き残り、今でも元気な国産サイアーラインはサクラユタカオー→サクラバクシンオーくらい？

ドーベルやブライト、ガッツが出てきた時は、アンバーシャダイ→メジロライアンのラインも期待したんだけどなぁ。

シンボリルドルフ→トウカイテイオーも残念無念…。

そして一番残念だったのが、メジロアサマ→メジロティターン→メジロマックイーンのサイアーライン。

マックイーン産駒があれほど走らないとは…。ホクトスルタンに最後の希望を託したけど、あんな結果になってしまったしなぁ。

スルタンの訃報を聞いた瞬間、あぁ、あのサイアーラインがついに絶たれてしまったのだ…と絶望したのだけど、その血はまだ繋がっていた！

本当に最後の最後の希望、ギンザグリングラス！！

成績的には全くな現役時代だったので、2頭くらいにしか種付け出来ないけど、その血はちゃんと受け継がれている。

関係者様方々のご尽力に、涙が出る。

隔世遺伝で奇跡的に強い産駒が誕生する事を心から祈っております！