11件のひとこと日記があります。
2016/05/02 01:18
競馬とは・・・第4号
どーもタカフィンです。
おかげさんで、天皇賞はとれました。それにしてもカレンミロティックは人気なかったですね!
前号でふれましたが、競馬は馬との戦いであり、人との戦いです。いかに不当なオッズの馬を探すかです。
昨年3着で、京都得意、内枠、先行有利の馬場と条件が揃っていたこの馬がまさかの13番人気、単勝ほぼ100倍。みんな誰を買ってるんだ?と思いました。
逆に昨年2着のフェイムゲームもオッズ出るまでは狙ってたんですが、4番人気。この人気じゃ重い印はうてません。昨年はゴールドシップがいたため、スタミナ色が強くなり、最後追い上げができましたが、今年はそんな早めにまくる馬もおらず、カレンミロティックの方に展開は向くと思いました。それでこのオッズの差ですからね。こういう矛盾を見つけるのが、勝つためのコツですね。
人気馬の話でいくと、まずゴールドアクターの人気。外枠、血統、前走の内容といかにも危ない人気馬でした。というか、前走はただのスローの上がり勝負ですからね。あれで強いとかいう人のセンスを疑います。
キタサンは絶好枠で前に行ける脚質。単勝もまあ妥当なオッズだったと思います。
シュヴァルグランは正直、阪神大賞典が終わった後、天春はこの馬が1番人気だな、と思ったんですが、意外と人気しませんでしたね。やはり京都記念でレーヴミストラルに負けたのが、多少みんなの心理にマイナスに働いたのでしょうね。ああいうキレ味にやられるからこそ、阪神大賞典やここでは買いなんですけどね。まあこれはわかる人とわからない人がいると思いますが・・・。
とまあ人気馬までふれましたか、今回のレースは枠順が変われば着順も一変していたように思います。まあ私が言わずともそう考えてる人は少なくないでしょう。
今号で言いたいことは、次走以降、この馬たちの評価はどうするのということです。
例えばですが、次走キタサンとアクターが宝塚記念に出るとします。もちろん今回勝ったキタサンは人気を上げ、惨敗したアクターは人気をさげますよね。仮に、今週が天春では無く宝塚記念だったら、キタサン5倍、アクター2倍だったとして、天春を挟むことによりキタサン3倍、アクター4倍みたいな変化が生まれるわけですよね。もちろんこれは当然の変化であり、現実に過去のレースが私たちの1番の馬券の判断材料ですから、当たり前の事です。
ただここで、自分の中でキタサンの勝因、アクターの惨敗の要因がはっきりしてるならどうでしょうか?今回ずっと言ってますが、1番の要因は枠であり、アクターは血統、競馬の質も向いてませんでした。逆にキタサンも外枠だったら良くて3着争いの一角だったと思います。ということは、今回のこのレースでこの馬たちの評価を上げる必要も無く、下げる必要もないということです(別の質のレースに向けてということ。今回と同じような質のレースになりそうな場合はもちろんキタサンの評価を上げる必要があるしアクターの評価を下げる必要がある)。ただ、どうでしょう。評価は上げ下げの必要はないのですが、次走人気が上がるのがキタサンであり、下がるのがアクターであるとするならば、どちらが買い時ですか。答えは簡単ですよね。
もちろん馬券になる可能性は宝塚記念を今週やろうが(天春の記憶なしバージョン)、1か月後にやろうが変わりません。変わるのはオッズだけです。これが人との戦いです。
ちょっと長くなりましたが、競馬はただ着順だけを見るのではなく勝因や、敗因を見極めことにより、次走以降の買い時や消し時を判断できるようになります。
競馬は見えない確率との勝負です。そこにオッズというのは切っても切れないものなのです。