10件のひとこと日記があります。
2016/01/18 22:43
その2 サトノダイヤモンド
年末年始立て込んで遅くなりました。その2サトノダイヤモンドです。
この馬はPOG指名はしませんでしたが、馬体的にほぼ欠点のない完璧に近い形をしている馬です。今までのディープ産駒にはあまりこういうタイプはいなくて、どちらかというとトゥザグローリーのような走るキングカメハメハ産駒などに近いタイプに見えます。あと個人的に似ていると思うのはロサギガンティアでしょうか。
ハートレーが筋肉の収縮を使ったダイナミックなフォームとすればこちらはバランスの良い体を効率よく前に進むために使ったフォームといったところ。馬格もあり母父クロフネのようなムダ肉もなく、一般的なサラブレッドの好馬体から無駄のないフォームで推進力を得ていて、さらに気性に問題がないため、どのコースで馬場が多少変わっても安定して好走するタイプだと思います。
ただ、その分レベルの高いところにいくと体を目一杯使って突っ込んでくる馬のどれかに交わされて2着となりやすいタイプでもあります。これは心肺機能や筋肉の質にもよるので、おしなべて語ることはできませんが、ディープでこういうタイプは珍しいのでこれから先どれくらいの器なのか楽しみに見ていきたいと思います。
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MOLBOLさん
おっしゃる通りの化け物でしたね!
馬体の見方も大変参考になります。早熟馬の見分け方はなかなか難しいので・・・
キ甲はマウンテンデューさんに以前教えて頂いた事もあり、最近は結構注目して分かるようになってきました。コラム本当に参考になります。
そして、今日はこの馬のパフォーマンスが凄すぎて興奮しています。
今年のクラシックは史上最高レベルかもしれません・・・ -
マウンテンデューさん
私は初戦のパドックみた瞬間に、「あー、これはとっとけば良かった」と思いました(笑)
写真で見るより実物のほうが良いタイプですね。
完成度が高いタイプらしいので早熟かどうかというのは多少の心配ではありますが、フォトパドックを見る限り、パット見で若駒と分かるような見た目をしているので、ここからもう伸びないということはないと思います。
典型的な早熟タイプだとキ甲が早い段階で抜けるとか、筋肉のメリハリがついて胸前が発達しているとか、大体パット見で古馬のフォトパドックと見比べて違いがわからない場合が多いです。
私はこの馬は世間一般の評価よりは逆にもうちょっと良い馬なんじゃないかと思っています。 -
MOLBOLさん
走っている姿見る限りではここで取り上げられている馬達よりちょっと落ちる感じがするんですが、2戦目のパフォーマンスが圧巻だったので驚いています。
1月生まれですが、馬体の完成度とかは高いのでしょうか?
余りに大人びていて早熟なのかとちょっと不安になってます(笑) -
MOLBOLさんがいいね!と言っています。