血統理論が全てインチキだと断言するのは、

血統理論が全てインチキだと断言するのは、別に難しく考えなくても、そいつの言っている内容だけを見ればすぐにわかるはずなのだが、不思議なことに語る本人だけが気付かない。

いや、理由はわかっているから不思議ではないんだけど。

語るおバカさんの頭の中には、既に確定している結論があり、それを支持する屁理屈を否定されると、確定していた結論が揺らいだ気になり、それが不快。または新たな屁理屈を作るのが面倒だから、インチキであることから目を背けようとするのである。

よく似ている話に、野球のヘッドスライディングの例がある。
ヘッドスライディングは危険だからするな。という話から、ヘッドスライディングは遅いからするな。に切り替わり、そもそも前提が変わっているのに、それを証明しようとクソのような屁理屈が並ぶアレである。(飛ぶために力をタメの時間がかかる、なんて噴飯ものだったよ)

なお、ヘッドスライディングについては以下の理解で間違いないので騙されないように。

・ヘッドスライディングは走り抜けるよりも理論上速い(距離が短くなるため)
・両者の差は目視で判断できるものではない。
・理想的なヘッドスライディングと理想的に走り抜けた場合、両者の速度は同じ。ただし非常に困難で、まさしく理論上の話。
・ヘッドスライディングの方が危険、しかも理想的な速度に近いほど危険。

注意すべきはヘッドスライディングをさせる根性バカではなく、それを叩いて悦に浸るだけの無能である。