★アクア むースポVol.388 天皇賞(春)★

◆◆37S 天皇賞(春)展望◆◆


明日は春の盾を賭けた一戦､天皇賞(春)が行われる｡GI馬3頭出走も､どの馬も今期に入ってから勝ち星が無く状態に疑問｡前日からの雨で馬場悪化も懸念されており､かなりの混戦模様となりそうだ



■■■■■出走馬短評■■■■■

…1-1 ﾌﾗﾝｽﾄｪﾙｳﾞ(牝4 牙の無い狼厩舎)
　昨ｼｰｽﾞﾝはｸﾗｼｯｸを賑わし､2度のGI2着｡前走では久々の勝利を挙げた｡暮れのGIでも好走はあるが､ここではどうか｡血統から距離は合いそうなので内をｷｰﾌﾟしｽﾑｰｽﾞなら

△2-2 ｵﾌﾞｼﾞｬﾝﾋﾞｰﾁ(牡7 うえさま厩舎)
　ﾃﾞﾋﾞｭｰから42戦目となる京都記念で初の重賞Ｖ｡これまでの苦労が実った勝利を挙げた｡ﾒﾝﾊﾞｰ強化となったここ2走でも上位争いを披露｡この歳にしてようやく本格化したようだ｡経験を生かした走りで今回も上位争いだ

…3-3 ｼｰﾚﾃﾞｨ(牝4 ｸﾛｽﾛｰﾄﾞ厩舎)
　昨Sの秋華賞馬｡その後は重賞で思った成績を残せずいたが､前走の日経賞ではｼﾝｶﾞﾘ人気ながらもきわどい2着に好走｡復活の兆しを見せた｡折り合いもつくﾀｲﾌﾟで距離は大丈夫だろう｡得意の舞台で大復活劇が期待される

◎4-4 ﾌｧﾝﾄﾑﾄﾞﾗｺﾞﾝ(牡5 にぽぽ厩舎)
　暮れの京阪杯で初重賞制覇｡その後はここを意識した様に距離を伸ばし､前走の阪神大賞典も勝利｡距離不問の強さを見せてきた｡これまで大きく崩れた事は無く､今回も上位争いは必至の存在｡雨は少し心配だが､まず勝ち負けと見る

〇5-5 ﾀﾞｶﾞｿﾚｶﾞｲｲ(牡5 西風厩舎)
　阪神大賞典では僅かの差でﾌｧﾝﾄﾑﾄﾞﾗｺﾞﾝに届かなかったが､前走の大阪杯では他馬を子供扱いする完勝劇｡対馬騎手が､ここに来て走りが変わっって来たと言う様に､本格化と見ていいだろう｡血統からも長距離での不安は無いと見る｡一気の出世からの頂上制覇となるか

△6-6 ﾍﾞｲﾋﾞｰｱｰｾﾅﾙ(牡6 ｽﾄｯｸﾄﾝ厩舎)
　日経新春杯で初重賞を勝利し､その後も重賞で上位争いを演じて来ており､今期に入り本格化の兆しを見せている｡派手さは無いものの､長くいい脚が使え京都での勝ち鞍もあり､この舞台は合いそうだ｡前売では1番人気､その期待に応えたい

…7-7 ｵｰｼｬﾝﾎﾟｲﾝﾄ(牡6 うえさま厩舎)
　富士S以降勝ち鞍はないが､どのﾚｰｽも折り合いを欠いてのもので敗因はしっかりしている｡今回も折り合いがﾎﾟｲﾝﾄになるだろう｡能力はGI級なのは周知の通り｡長丁場となるだけに不安はあるが､爆発力ではこの馬の右に出る馬はいない

▲7-8 ﾎﾟｯﾄｸﾘﾝ(牡5 ｽﾀｰﾏﾝ厩舎)
　ここに来て連勝｡前走の日経賞では上手く立ち回り初重賞勝利を果たした｡今回はﾒﾝﾊﾞｰがさらに揃うが､血統からもこの舞台は合うはずで､前走同様の走りが出来れば勝ち負けまでありそうだ｡多少の道悪ならこなせそうで､連勝から一気の頂点もありえそう

…8-9 ﾛｰｽﾞﾏﾝﾊｯﾀﾝ(牡4 えいたーぼ厩舎)
　昨Sの菊花賞以降は勝ち星に恵まれず､成長力に疑問符がつくが､前走のOP特別では全盛期の走りが垣間見えた｡血統からもこの舞台が合うのは証明済｡菊花賞馬の意地を見せたい

…8-10 ﾒｼﾞﾐｱﾝ(牝7 ﾋﾃﾞ厩舎)
　有馬記念以降は勝ち星を挙げられないが､力は見せて来ている｡ただ今週の追い切りは少し不満が残る内容だった｡年齢的にみても大きな上積みはないかもしれない｡ただGP馬の底力を期待してみたい



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