★ｱｸｱ むーｽﾎﾟ海外特別号 凱旋門賞★

◆◆38S 海外特別号 凱旋門賞◆◆


明日は仏国ﾛﾝｼｬﾝ競馬場で凱旋門賞が行われる｡芝の頂点に位置するﾚｰｽであり､世界のﾎｰｽﾏﾝが目指すﾄﾞﾊﾞｲWCと双璧をなす世界最高峰の舞台でもある


この舞台へ今期はｱｸｱからﾀﾞｰﾋﾞｰ馬､ｶﾙﾎﾞﾅｰﾗ(牝3 むーす厩舎)が出走する｡前走は同舞台のﾆｴﾙ賞を快勝､ただこの舞台での三歳馬の活躍は少なく勝った舞台であっても古馬の壁を越えられるかが見所になるか


ｶﾙﾎﾞﾅｰﾗは抽選の結果7枠7番に決まった｡これは陣営が最大のﾗｲﾊﾞﾙと見ている1枠1番のﾘﾘｶﾙﾌｪｲﾄ(牝5 perseus厩舎)陣営が熱望していた枠であるが､外枠でもありまったく有利とは言えないだろう｡前売では単勝31.5倍の7人気とさすがに評価も低い､やはり三歳牝馬にとっては厳しい舞台と見られているようだ

前出したそのﾘﾘｶﾙﾌｪｲﾄだが､今回もﾌｫｱ賞同様に行く構えを見せている｡持ち前のしぶとさを生かした前走の再現を狙う公算か｡今回ｶﾙﾎﾞﾅｰﾗ陣営は同馬をﾏｰｸするとのｺﾒﾝﾄもあり簡単には逃がさず､鈴を付けに行く可能性もある｡これについてｶﾙﾎﾞﾅｰﾗ陣営は

｢perseus陣営とは以前から交流があるが､ここを勝ってしまうと多分陣営は気分的に隠居を始める可能性がある｡これまで世界一を2度ﾄﾞﾊﾞｲで達成しており､欧州まで制覇すればもう思い残す事は無くなるだろう｡それを阻止するために今回はぶつけるんだよ｣

との事｡若干理解しがたいが､陣営には勝利より重い物がある様にも感じ取れた｡


その他の馬では､やはり圧倒的支持を受けている､ｱﾙﾃﾞﾊﾞﾗﾝ代表のｼｬﾄｰｵｳﾞﾘｵﾝ(牡5 SSAWS厩舎)に注目が集まる｡この舞台の為と言っても過言ではないﾄﾚﾝﾄﾞ血統でここを勝利する為に生まれて来たと言ってもいい馬｡連勝の勢いはさらに増しており､優勝候補の一角なのは間違いない｡続くのが牝馬のﾌｪｱﾘｰｽ(牝6 ﾁｪｯｸ厩舎)とﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝ(牝4 よっしぃ厩舎)か｡牝馬の活躍が目立つ舞台だけに今期もﾘﾘｶﾙﾌｪｲﾄ同様に注目を集めている｡最後に国内同様､人気薄でﾌｫｱ賞を制したﾚｱﾁｹｯﾄ(牡5 神7厩舎)血統からも今回も激走があっても驚けない｡




三歳馬にとってはかなり厳しい舞台でもあり､勝利は遠いと思われるが｡予想通りの展開ならｽﾀｰﾄ直後からﾊﾅ争いが演じられるだろう｡世界を知る名門厩舎に世界ーに届かない今一歩の陣営が喧嘩を挑む｡その勝負がﾚｰｽ結果はともかく､どのような影響をもたらすのか､それはそれで興味深く､またﾚｰｽに華を添えてくれるとも思われる｡別の意味で明日のｹﾞｰﾄｵｰﾌﾟﾝが楽しみだ




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