ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.11

★20S 宝塚記念 展望★

今ｼｰｽﾞﾝの春を締め括る一戦､ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ宝塚記念｡今SもGI馬4頭を含むﾌﾙｹﾞｰﾄ10頭で行われる｡

まずはそのGI馬の中から三歳でここへ挑戦する若武者2頭を少し取り上げてみたい｡

｢タッチロール・父Nureyev母ｱｰﾊﾞﾝｼｰ｣
(ﾚｯﾄﾞﾘﾎﾞﾝ厩舎)

この春､NHKﾏｲﾙCを最大目標にしｷｯﾁﾘと結果を出した同馬｡ﾀﾞｰﾋﾞｰをｽｷｯﾌﾟし古馬との一戦を選んできた｡
｢ﾀﾞｰﾋﾞｰは距離云々よりもﾏｲﾙCという目標の一戦に力を入れていた為､ﾛｰﾃｰ的に回避となった｡ここを使う理由は色々あるが､まずは今後を考えての距離適性の把握や力試しになる､あと魅力はやはり古馬との斤量差もあるね｡勝てば海外への挑戦も視野にある｡楽しみだね｣

｢マーズレンジャー・父CapeCross母ｱｰﾊﾞﾝｼｰ｣(まぁぁ厩舎)
皐月賞を制し､ﾀﾞｰﾋﾞｰでは昨Sの借りを返したかったが､惜しくも2着｡ここへの出走は海外志向の強い厩舎ならではの選択だろう
｢ﾀﾞｰﾋﾞｰは残念だったが､ここへの出走は始めから頭にあった｡古馬との能力差はあるだろうが､3歳だと4kgも軽いからね｡やはり海外が目標になる｡ただ参加するだけの気持ちではないよ｡このﾛｰﾃｰで勝った馬もｳﾁにはいるからね｡相手は強いが勝てる仕上げと作戦で挑もうと思っている｣

二頭共に海外を見据え､ここへ挑戦して来ている｡
どちらの陣営も古馬との斤量差を考えての出走だが能力は世代TOPｸﾗｽ､若さと勢いでどれだけの競馬が出来るか楽しみだ｡


その若い世代に立ちはだかるであろう､古馬陣営を順に紹介する
中でもまずはこの馬だろう

｢キンダンセブン・父ﾅﾅﾀﾞｲﾒ母ﾒｼﾞﾛｵｰﾛﾗ｣
(牙の無い狼厩舎)

天皇賞(春)で待望のGI初制覇｡続く安田記念ではｽﾍﾟｼｬﾘｽﾄの前に敗れたが陣営に落胆の色は無い
｢前走は適性の差だろうね､今回は適距離に戻る｡海外でも通用すると思っている馬｡なんとかここを勝って昨年の借りを返しにﾌﾗﾝｽへと思っている｣
陣営は今Sも海外への挑戦を見据えている｡
厩舎ゆかりの血統で昨S結果の出せなかった仏遠征でﾘﾍﾞﾝｼﾞしたいだろう
ここで立ち止まる訳にはいかない｡


｢センカンヤマト・父ﾀﾆﾉｷﾞﾑﾚｯﾄ母ﾌﾞﾘﾘｱﾝﾄﾍﾞﾘｰ｣
(まさ。厩舎)
安田記念で待望のGI制覇!これで重賞4連勝と勢いはｷﾝﾀﾞﾝｾﾌﾞﾝ以上か?距離克服さえ出来れば､さらに連勝を伸ばす事になるかもしれない｡
｢調子はいいね｡安田記念をﾋﾟｰｸに持っていった事でここでは状態維持が出来ていれば｡ただ距離には多少不安もある｡今の勢いならこなしてくれないかな､と期待もあるが｣
陣営は距離の壁に不安があるが克服出来た暁には今後さらに展望が広がるだろう｡

｢グランヴィア・父ﾄﾆｰﾋﾞﾝ母ﾏﾙﾊﾞｲﾕ｣
(まー厩舎)
前走､目黒記念で待望の重賞制覇｡ｻｳｽﾎﾟｰだが力をつけている今なら上位との差は無いかもしれない｡

｢ライトイヤー・父Intikhab母Woodlanddream｣
(やるく厩舎)
準OPの身ながらここへ挑戦｡良血の開花と天才椿豊の華麗なる騎乗で一気の頂上制覇を目論む｡



ﾜｰﾙﾄﾞｼﾘｰｽﾞ｢ｱｸｱ代表｣を決める一戦｡
その栄誉を手にし､皆の期待を一心に背負う事となるのはどの馬か

明日､その熱き闘いのｹﾞｰﾄが開く…





※独断と偏見で書いております
各ｵｰﾅｰ様関係者様､勝手な書き込みお許しください。
ご無礼な点もございますがどうかご了承下さいませm(__)m