ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.22

20S ｼﾞｬﾊﾟﾝC 展望


★★現役最強馬決定戦★★

今Sで20回を迎えるｼﾞｬﾊﾟﾝC｡今年も各方面から有力馬が集まってきた｡賞金面やﾚｰｽの格から言っても､やはりｼｰｽﾞﾝ最高峰のﾚｰｽである｡
ｱｸｱ界ではJCとﾀﾞｰﾋﾞｰが双璧をなす頂上決戦!ここへの出走は各陣営並々成らぬ思いがあるだろう
今回は出走馬全頭を人気順に短評形式でお送りしたい｡


●ｸﾗｳﾃﾞｨｱ(牝4)【む〜す厩舎】
現役屈しの女傑との呼び声もある｡前走では天皇賞を制覇し初戴冠､今後は香港遠征も控えるが行きがけの駄賃でJC制覇も目論む｡能力は現役でもTOPｸﾗｽだが､気性の悪さもTOPｸﾗｽ!今回主戦の若月Jが乗れないのをどう見るか?代打騎乗となる塚越Jが最終調整で騎乗､終始苦心していた点が少し気掛かりでもある｡


●ﾈｵﾒﾓﾘｰｸﾞﾗｽ(牡5)【ｽﾋﾟｰﾄﾞｷﾝｸﾞ厩舎】
京都大賞典でｸﾗｳﾃﾞｨｱを破り注目された前走天皇賞であったが最後はｷﾚ負けし3着｡古馬陣では能力の高さを示しているがやはりﾈｯｸは左周りか?持ち前のｽﾀﾐﾅを活かし府中2400を先頭で乗り切る為には最終ｺｰﾅｰをいかに上手く回ってくるかだろう｡


●ﾗｲﾄｲﾔｰ(牡4)【やるく厩舎】
宝塚記念3着､ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞS2着､天皇賞2着とあと一歩で栄冠を逃し続けている同馬｡折り合い一つでこの舞台は克服可能と見るが､二千以上に勝ち鞍がないのは少し不安材料かもしれない｡主戦大越Jの手腕で乗り切り､今回こそ戴冠を目指したいであろう｡


●ｷﾝﾀﾞﾝｾﾌﾞﾝ(牡5)【牙の無い狼厩舎】
春の天皇賞を制した同馬だったが宝塚で2着した以降は噛み合わず6連敗､前走でようやく結果が出たが少し夏負けの影響はあった模様｡今回本来の力が出せれば春以来のﾋﾞｯｸﾞﾀｲﾄﾙ奪取はあると見る｡主戦若月Jがこちらを選んだのも心強いだろう｡


●ﾒｼﾞﾛｱﾝｻｰ(牡6)【ヒデ厩舎】
色々な距離を試して来ているが結果は出ず｡今だ重賞未勝利｡このﾒﾝﾊﾞｰに入ってどうか?血統面から受け継がれたｽﾀﾐﾅを武器に上位進出を狙う｡


●ﾐﾙｷｰｳｪｲ(牝5)【♪ゆき♪厩舎】
主だった成績はﾀﾞｰﾄ寄りだが新潟記念勝ちがあるように芝でも重賞ｸﾗｽの走りを見せている｡しかし前走ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ女王杯(6人6着)の結果から見てこの強豪ﾒﾝﾊﾞｰの中に入ってどうか?左周りは得意なｺｰｽ､一つでも上位を狙えれば｡


●ﾏｰｽﾞﾚﾝｼﾞｬｰ(牡3)【まぁぁ厩舎】
今Sの皐月賞馬である｡多少ｽﾋﾟｰﾄﾞ能力にたけており､距離不安があるもののﾀﾞｰﾋﾞｰ2着の実績があり成長した今なら克服は可能か｡
ｱｸｱのｷﾝｸﾞ｢まぁぁ｣厩舎だが今S芝のGIは1勝…簡単にｼｰｽﾞﾝを終わらせないと思われるだけにココへの出走はﾒｲﾁの勝負と見る｡今S古馬戦で通用していない三歳馬だが侮れ無いだろう｡


●ﾌｫﾚｽﾄﾛｯｸ(牡3)【にぽぽ厩舎】
今S､強烈な末脚を披露しﾀﾞｰﾋﾞｰを制し世代の頂点に立った同馬だったが､それ以降初の海外遠征等あり環境への適合が上手く出来なかったか本来の姿を出せないままいる｡今回は調教でもいつもよりは復調を伺わせていた｡得意の府中で一気の復活劇があるかもしれない｡


●ｸﾏﾉｺﾄﾞｳﾋﾒ(牝3)【くりくりﾎﾞｳｽﾞ厩舎】
まだOPでの勝ち鞍は無いものの秋華賞2着､ｴﾘ女王杯3着と大舞台で好走し能力開花を思わせる｡ただ前2走とはﾚﾍﾞﾙの違うﾒﾝﾊﾞｰ｡一気の相手強化でどこまで上位に進出できるか?


●ﾀｯﾁﾛｰﾙ(牡3)【ﾚｯﾄﾞﾘﾎﾞﾝ厩舎】
ﾏｲﾙC勝ち馬でｽﾋﾟｰﾄﾞ能力には自信がある｡ただ前走では距離が響いたか?7着と大敗｡ｾﾝﾄﾗｲﾄ勝ちがあるように我慢出来れば距離克服は可能か?古馬との能力差が夏より縮まっていれば春GIを制した舞台で再び脚光を浴びるかもしれない｡



今ｼｰｽﾞﾝの古馬×三歳馬の図式は皆が知るところ…
世代間の構図を考えれば古馬有力と見れるだろう｡秋の天皇賞組が強いと見て､再び上位三頭の戦いと見る｡抑えに春の天皇賞馬ｷﾝﾀﾞﾝｾﾌﾞﾝ｡今後の期待を込めﾏｰｽﾞﾚﾝｼﾞｬｰ､ﾌｫﾚｽﾄﾛｯｸのｸﾗｼｯｸ馬二頭も少し抑えたい｡


◎ｸﾗｳﾃﾞｨｱ
○ﾗｲﾄｲﾔｰ
▲ﾈｵﾒﾓﾘｰｸﾞﾗｽ
△ｷﾝﾀﾞﾝｾﾌﾞﾝ
×ﾏｰｽﾞﾚﾝｼﾞｬｰ
×ﾌｫﾚｽﾄﾛｯｸ


馬連BOX
◎○▲

三連複
◎−○ー▲△×
◎−▲ー△×