ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.30

21S　高松宮記念展望


★★ｽﾋﾟｰﾄﾞの極限へ!★★


今ｼｰｽﾞﾝも春の芝GI戦線が近づいてきた｡好ﾒﾝﾊﾞｰ10頭が集まり､上半期を占う意味でも興味深い一戦となる事が予想される｡


●フーテンノトラ(牡5)
[父ﾄﾗｼﾞﾛｰ 母Tarfan]
【&ﾏｧｸﾝ♪厩舎】

昨S長期休養から復帰後､条件馬の身ながらｽﾜﾝS(G2)⇒ﾏｲﾙCS(G1)を連勝し一気に短距離界のｽﾀｰﾀﾞﾑへと登り詰めた同馬｡香港遠征は経験の無さを露呈した結果となったが､立て直した前走の中山記念(G2)ではGI馬を含む他馬を軽く一蹴｡まだ年齢の割にﾌﾚｯｼｭな状態で上澄みも期待出来そうだ｡また昨秋からここまで出走馬の過半数とはすでに対戦し下して来ているのも大きい｡距離適性を考えてもこの馬が戴冠に一番近いと見るのが妥当だろう｡


●キタイガデカスギタ(牡4)
[父ｻｲﾚﾝｽｽｽﾞｶ 母ｽﾉｰﾌｪｱﾘｰ]
【牙の無い狼厩舎】

昨Sｸﾗｼｯｸ制覇を期待されながらも無冠に終り､関係者の期待には応えられなかった｡ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞS(GI)3着､ﾏｲﾙCS(GI)3着､阪神C(G2)1着と短距離での好走から陣営はこのﾚｰｽを目標にし立て直しを計ってきた｡前走ｵｰｼｬﾝS(G3)でも完勝｡ここまで紆余曲折はあったが悲願達成へ向け準備は万端といった所だろうか､期待したい｡


●クラウディア(牝5)
[父ﾃﾞｲﾝﾋﾙ 母ｴｱﾄｩｰﾚ]
【む〜す厩舎】

昨Sの天皇賞制覇後はどのﾚｰｽでもあと一歩が足りず､もどかしいﾚｰｽが続く｡現役牝馬ではTOPｸﾗｽの能力は周知のところだが､旬の短い牝馬だけに最盛期を過ぎた感も多少否めない｡また2000m前後を使われ続けているだけに､この距離への対応にも多少疑問が残る｡能力はあるだけに下げられないが▲の評価が妥当と見る｡

また厩舎二頭出しとなるｽﾉｰｱｰﾃｨｽﾄ(牡4)は過去GIでは2着を連発｡展開頼みの馬だけにあてには出来ないが穴で一考としておきたい｡


●ヒメシャトル(牝5)
[父ｼｬﾄﾙｵｰｻﾞ 母Miesque]
【まぁぁ厩舎】

ｱｸｱのｷﾝｸﾞまぁぁ厩舎の期待馬が本格化の兆しを向かえた｡今Sに入り重賞を3連勝と勢いに乗る｡陣営は本格化はまだ先で現状は素質だけ走っているとの事だが､代々に渡るGI血統の血がここで爆発してもおかしくはない｡今後大仕事を成し遂げる可能性も期待させる馬だけにここでの走りも注目だろう｡


●チバシノパイン(牡5)
[父ﾁﾊﾞｼﾉﾜｷﾞﾘﾝ 母ﾏﾙﾊﾞｲﾕ]
【ちばし厩舎】

短距離では抜群の安定感を誇る同馬｡前走のｼﾙｸﾛｰﾄﾞS(G3)でも圧勝しここに向かって来た｡ただ直前の調教での動きが少し悪かった為に少し評価を下げさせてもらったが､しかしそこは過去GI2着2回の短距離界の猛者だけに軽視は禁物としたい｡


●スターエナジー(牝4)
[父Galileo 母SoulDream]
【あきと厩舎】

四冠牝馬の気運が上がって来ない｡昨Sの疲労が抜けきっていない状態なのか､ここは地力に期待だろう｡明け4歳世代ではTOPの能力の馬だけに華麗なる復活劇を期待したい｡



電撃のｽﾌﾟﾘﾝﾄ戦を制し､今後の短距離界を背負う馬はどの馬なのか｡まばたきする間を惜しんで熱視してもらいたい!




※独断と偏見で書いております
各ｵｰﾅｰ様関係者様､勝手な書き込みお許しください。
ご無礼な点もございますがどうかご了承下さいませm(__)m