ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.38

◇ﾊﾔﾄﾌｪｽﾃｨﾊﾞが樫を制し
．．．春変則三冠の偉業達成！！◇

◆◆21S 日本ﾀﾞｰﾋﾞｰ 展望◆◆


★★いざ!世代の頂点へ…★★

ついに三歳世代の頂点を決めるﾀﾞｰﾋﾞｰがやってきた｡ｱｸｱ約数千頭の頂点に立つ馬はどの馬か?まずは､わずか10頭というこの狭き門にたどり着いた出走馬には敬意を表したい｡


朝日杯を制し2歳ﾁｬﾝﾌﾟとなった｢ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ｣は今Sに入りきさらぎ賞､ｱｰﾘﾝﾄﾝCと連勝し皐月賞に向かった｡

その皐月賞では弥生賞を制した｢ﾐﾗｸﾙﾄﾘｯﾌﾟ｣ｽﾌﾟﾘﾝｸﾞSを制した｢ﾊﾞﾅﾅﾏﾌｨﾝ｣の両TR勝ち馬と壮絶なｺﾞｰﾙ前の攻防を制し勝利した｡
圧勝につぐ圧勝で戦前の完全一強の声とは裏腹の結果となった｡競馬は着差が決して全てでは無いが､皐月賞のｺﾞｰﾙ前を見る限りそれまでの余裕は無く精一杯のﾚｰｽだと感じた｡これは他有力馬の成長に寄るものが大きいのだろう｡この時点までで上記3頭に4着の｢ﾗﾝｸﾀﾞｲｽ｣を含めた皐月賞上位組はﾀﾞｰﾋﾞｰでもかなり有力と思われる｡
｢ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ｣は能力的に依然頂点に位置していると思われるが､ﾏｲﾙCでの敗戦がどう影響するか､またこのGI連戦の影響はどうか等､他馬にも付け入る隙があるように思われる｡

そこで逆転について考えて見る｡まずは｢ﾊﾞﾅﾅﾏﾌｨﾝ｣だが父はあのﾄｷﾉﾐﾉﾙでこの距離に対しては不安はないだろう｡前走の皐月賞では今まで敵わなかった相手に対しあそこまで追い詰めて見せたのは成長の証とも取れる｡ﾏｰｸする相手が隣枠になったのも好都合｡前走の様に徹底的にﾏｰｸすれば今回は逆転の可能性もあるか｡

｢ﾐﾗｸﾙﾄﾘｯﾌﾟ｣だが前走でも最後は一杯になっていた様に距離が少し心配か?ﾏｲﾙCでもﾏｯﾁﾚｰｽを追う形になり3着止まり｡父方が早熟血統の塊の様な馬だけに成長力にも少し不安がある｡大崩れは考えにくいが､逆転という意味では少し割引が必要かもしれない｡

｢ﾗﾝｸﾀﾞｲｽ｣が一番の注目だろう｡近年､共同通信杯覇者はﾀﾞｰﾋﾞｰと結び付きが深く､勝ち馬も多く輩出している｡ﾄﾋﾞが大きく､内周りよりも今回の様な広いｺｰｽ向きなのは明らか｡末脚は世代でも屈しのｷﾚ味を持っていて､この東京ｺｰｽでこそと思わせる｡父はﾄﾞｲﾂのｽﾀﾐﾅとﾊﾟﾜｰにあふれる血統で､そこに母方のｷﾚが合わさったｸﾗｼｯｸ向きの血統が魅力｡一気の逆転まで期待出来そうだ｡

他路線組で気になるのは､紅一点の｢ﾏｰｽﾞﾌｪｻﾞｰ｣桜花賞は4着だったが､牡馬とのﾚｰｽ経験は豊富で常に上位に入着し前走の京都新聞杯でも牡馬相手に勝利しここに向かって来ている｡勝ち切るまではどうか?だが面白い存在だ｡
共同通信杯2着で前走の青葉賞勝ち馬の｢ﾏﾂﾓﾓﾀﾏｲ｣も東京で結果を出している点が魅力｡馬券的には抑えてもいいかもしれない｡


｢ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ｣を巡る今ｼｰｽﾞﾝのﾀﾞｰﾋﾞｰ｡逆転の余地も十分考えられ見所のあるﾚｰｽ展開が予想される｡果して21代ﾀﾞｰﾋﾞｰ馬として歴史に名を刻む馬はどの馬か！



◎ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ
○ﾊﾞﾅﾅﾏﾌｨﾝ
▲ﾗﾝｸﾀﾞｲｽ
△ﾐﾗｸﾙﾄﾘｯﾌﾟ
×ﾏｰｽﾞﾌｪｻﾞｰ
×ﾏﾂﾓﾓﾀﾏｲ


※独断と偏見で書いております
各ｵｰﾅｰ様関係者様､勝手な書き込みお許しください。
ご無礼な点もございますがどうかご了承下さいませm(__)m