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2013/04/04 13:51
アクア む〜すスポーツ 特別号[21-2]
★★海外遠征 直前 特別号★★
間もなく海外予選レースのニエル賞(G2)とフォア賞(G2)の二つのレースの枠組が決まる。
今回はアクアマリン代表として世界に挑む2頭にふれたいと思います。
【ニエル賞出走予定】
ランクダイス(牡3)
父ランド
母ダンシングキィ 母父Nijinsky
[センベイ厩舎]
13戦6勝
主な勝鞍
21S 日本ダービー
21S 共同通信杯 など
ダービー制覇後は海外遠征を視野に入れ自厩舎で順調に調教を重ねている。壮行レースとなったラジオNIKKEI賞(G3)でも55kgと他馬より重い斤量ながらも全く問題にせず快勝。フランスに向けての調整は万全といったところだろう。
陣営は春先からダービー制覇を念頭に入れ通常の調教から、スパイク蹄鉄を使用した調教に変更、より負荷のかかる調教を行ってきた。そのかいもあり同馬の成長は著しく現時点では古馬とも対峙出来るほどの体つきになってきている。
19Sにシルバーダイスでニエル賞を制覇している陣営だが、決勝では6着と残念な結果となった。しかし陣営はその凱旋門賞での敗戦を糧にし、緻密な計画を立てこの馬を育て上げてきた。あの時の借りを返す為チームは一丸となりフランスへと羽ばたいていく。
まずは予選のニエル賞を勝利し決勝へ…だが陣営が見据える先には凱旋門賞しかないだろう。
【フォア賞出走予定】
ヒメシャトル(牝5)
父シャトルオーザ
母Miesque 母父Nureyev
[まぁぁ厩舎]
23戦14勝
主な勝鞍
21S宝塚記念
21S安田記念
21Sヴィクトリアマイル
21S阪神牝馬S など
今シーズンに入り充実一途の現アクア最強馬だ。近年海外遠征においてこれほど期待が出来る馬はいなかっただろう。最強馬を率いアクア界のキングまぁぁ厩舎が念願の海外制覇を目論む。
いままで幾度と無く世界へと挑戦してきた陣営だが世界の壁や調整でも苦しみ納得する結果が出なかった。
同馬は当初血統的背景から短距離での活躍を見込まれていた。母のMiesqueや父方の祖母にあたるMysteries。また血統にはタイキシャトル、ニホンピロウイナーなどスピード色が濃い血統背景がそれを物語っている。
宝塚への挑戦は陣営の海外志向の強さから、出走は当然の事だったが、距離に対する不安は十二分にあった。しかし並み居る強豪を相手に完勝。二千を越える距離でも結果を出した。あとは1ハロン延長、相手強化がどうでるか?だがスピード能力はすでにワールドクラス。予選で壁を乗り越えた暁には悲願である世界の頂点が見えて来るだろう。
夜発行予定の次号では陣営のインタビューやレース展望をお送りします。