ｱｸｱ む〜すスポーツ 特別号[21-3]

★★ﾆｴﾙ賞 展望★★


明日ﾌﾗﾝｽでﾆｴﾙ賞(G2 3歳芝2400m)が行われる｡勝てば凱旋門賞の舞台へと続くその道｡その狭き門を突破するためｱｸｱ3歳代表として『ﾗﾝｸﾀﾞｲｽ』がﾌﾗﾝｽの地に降り立った｡

予選2組に編入され､馬番は大外8枠10番と決まった｡前売の段階では単勝1.8倍の1番人気､圧倒的指示を受けている｡

前評判は高いが相手も各ﾜｰﾙﾄﾞのﾀﾞｰﾋﾞｰを制して来た猛者達である｡
先行力があり地元ﾀﾞｰﾋﾞｰを圧勝の2番人気のｽﾀｰｼﾞｭｴﾙ(ﾚｸﾞﾙｽ)を筆頭に先行勢が多く最後の直線では激戦が予想される｡

意気込みや作戦を陣営はこう語っている

調教師
「まずはこの舞台に無事辿り着けた事に安心しています｡春にこの馬でﾀﾞｰﾋﾞｰを取る為､いつも以上のﾊｰﾄﾞﾄﾚｰﾆﾝｸﾞを敢行した｡裏目に出るかも知れないと不安は少しあったが､今のこの馬の状態を見ればそれが正しかったと思えますね｡地元のﾚｰｽとは違い相手の能力は一枚も二枚も上がりますが､この馬に勝てる馬はいない､と現段階では自信をもって送り出せる状態です｡一昨年の挑戦の時よりはかなり手応えもあり､勝ち負け出来るだろうと思っています｡まずはここを勝って一昨年のﾘﾍﾞﾝｼﾞを果たせる舞台に立ちたいですね｡」


羽島騎手
「こちらに来てからは軽目の調整ですが､状態はﾀﾞｰﾋﾞｰの時より格段いいですね｡右周りに懸念する声もありますが､左周りが上手いだけで右がﾀﾞﾒと言う訳ではないんですよ｡小回りのｺｰｽは合わないのですが､この舞台はこの馬に取っては最適だと思います｡今の馬場は若干前残りが多い様なので､今回は少し前目での競馬を意識して乗る様に指示はありました｡この馬の全能力を出せる様がんばります｡今まで乗った三歳馬の中では最高ﾗﾝｸに位置する馬ですし､このﾁｬﾝｽは絶対にものにしたいです｡」


陣営からは一昨年の時よりも手応えのあるｺﾒﾝﾄが聞けた｡自信はみなぎっている､今までの海外遠征の経験を生かし是非とも予選突破を果たし､世界一を決める大舞台へと辿りついて欲しいものである｡




※ﾜｰﾙﾄﾞﾗﾝｷﾝｸﾞ情報や各組のﾚｰｽ情報は【MRﾍﾞｶﾞ】さん発行(日記一覧参照)の「ベガすぽ」にてご覧になれます｡是非ともﾚｰｽ前にﾁｪｯｸしてみてください♪

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