★ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.46★

☆秋の京都に季節外れの春風〜
．．．ﾊﾙﾉｶｾﾞが混戦秋華賞を制す☆


◆◆21S 菊花賞 展望◆◆


★★世代最高峰 ﾀﾞｰﾋﾞｰ馬の威厳…★★


今週は牡馬ｸﾗｼｯｸのﾗｽﾄを飾る菊花賞が行われる｡ﾀﾞｰﾋﾞｰ馬ﾗﾝｸﾀﾞｲｽを筆頭に､最後の一冠を巡っての熱き闘いが繰り広げられるだろう｡


海外制覇に向け万全の体制でﾆｴﾙ賞(海外G2)に挑んだﾀﾞｰﾋﾞｰ馬ﾗﾝｸﾀﾞｲｽ[ｾﾝﾍﾞｲ厩舎]だったが､世界戦の難しさか､圧倒的人気を背負い目標にされｺﾞｰﾙ前で惜しくも栄冠を逃した｡当然勝てる状態での挑戦であった為､陣営はｼｮｯｸを隠しきれなかったであろう｡凱旋門賞挑戦は断念､菊花賞に目標を転換せざるを得なくなった｡ﾛｰﾃｰ的にも疲れ等心配された前走の神戸新聞杯(G2)だったが｢さすがﾀﾞｰﾋﾞｰ馬｣と思わせる完勝劇｡調整自体は軽目だったが､やはり現世代では能力が頭一つ抜けた存在と改めて痛感させられた｡折り合いに対しても不安が無くこの距離でも不安は皆無だろう｡唯一心配なのは海外遠征の見えない疲れだが､追い切りを見ても不安は無く陣営は太鼓判を押している｡二冠達成はほぼ間違いないであろう自信の◎とする｡

逆転となると難しいかもしれないが､二番手にはﾏﾂﾓﾓﾀﾏｲ[もとむG厩舎]をおす｡春は青葉賞(G2)を勝利しﾀﾞｰﾋﾞｰ(GI)へ､勝ったﾗﾝｸﾀﾞｲｽから0.2秒差の3着と力は見せた｡前走のTR神戸新聞杯では本番を意識し徹底ﾏｰｸ､1馬身およばなかったが､本番に向けたTRらしい走りが出来たと思われる｡その試走の結果を見てか､今回は自慢のｽﾀﾐﾅを生かし早めの競馬を心掛けるとの事だ｡同じ位置からのﾖｰｲﾄﾞﾝではブが悪いのは承知の上｡陣営は一発を狙って最後の一冠に望むと見られる｡

以下は同評価になるが､ｾﾝﾄﾗｲﾄ記念組上位三頭を挙げておく｡まずは勝ったｶﾘﾒﾛ[ﾊﾙﾄ厩舎]春は皐月賞にも出走し5着と好走｡その後は条件戦を古馬に揉まれ勝ち上がって来た｡その経験の甲斐あってか前走のTRを快勝､初重賞勝利をあげた｡ただﾍﾞｽﾄは2000m以下と思われ､この距離ではｽﾀﾐﾅ面での不安が懸念される｡二着のﾄﾗﾉｸﾛｰｻﾞｰ[RYU厩舎]は是非ともおさえておきたい一頭だ｡ﾃﾞﾋﾞｭｰから二連勝し中京2歳S(OP)を勝利した後から､勝ち星には見放されている同馬だが､ここまでに2着はなんと10回｡勝ち切れない勝負弱さはあるが､どの様なﾚｰｽでも相手なりに走れるのは強味とも取れる｡ﾀﾞｰﾋﾞｰでも掲示板を確保しており､ここでも堅実な走りに期待が出来ると思われる｡最後に3着のｸﾙｰｻｲﾚﾝｽ[ﾌﾞﾘｰﾆ厩舎]だがｾﾝﾄﾗｲﾄ記念では圧倒的人気を裏切る形での3着｡展開も向かなかったのもあるが､差は僅差だけに悲観する内容ではないだろう｡少しｽﾞﾌﾞｲ面があり不安だが､それがこの距離になって上手く脚を使える可能性もある｡主だった戦績はないがｾﾝﾄﾗｲﾄ組の上位は同評価でいいだろう｡



果してﾀﾞｰﾋﾞｰ馬の牙城を崩す馬は現れるのか?最後の一冠!淀の長丁場を制するのはどの馬か!?固唾を飲んで見守りたい｡


◎ﾗﾝｸﾀﾞｲｽ
○ﾏﾂﾓﾓﾀﾏｲ
△ﾄﾗﾉｸﾛｰｻﾞｰ
△ｸﾙｰｻｲﾚﾝｽ
△ｶﾘﾒﾛ



※独断と偏見で書いております
各ｵｰﾅｰ様関係者様､勝手な書き込みお許しください。
ご無礼な点もございますがどうかご了承下さいませm(__)m