2★ｱｸｱ む〜すｽﾎﾟｰﾂ Vol.67-２★

Vol.67-1 からの続き



7-7 ﾊﾙﾄﾍﾘｵｽ 【ﾊﾙﾄ厩舎】

皐月賞を勝利し一冠目を奪取｡これで4連勝とし勢いもﾒﾝﾊﾞｰNO1だろう｡能力的には疑いようもなく｡重箱の隅を突きたくはないが､やや東京と合わない印象を受ける｡能力的に見てもまずTOPｸﾗｽに間違いは無くそういった細かい事は杞憂に終るかもしれない｡三本の矢でこのﾀﾞｰﾋﾞｰを陣営一丸となって取りに来ている｡まだ新興厩舎だがそこはぬかりはないだろう｡二冠達成は険しい道のりだがこの馬にしかﾁｬﾝｽはない!期待したい｡


7-8 ﾊﾙﾄｻﾝﾗｲｽﾞ 【ﾊﾙﾄ厩舎】

皐月賞をｽｷｯﾌﾟし臨んだ､前走のﾏｲﾙCでは少し間隔の開いた影響か精鋭を欠き､見せ場もなく6着と敗退｡ただﾀﾞｰﾋﾞｰの舞台を調子のﾋﾟｰｸに合わせていただけに､その辺りも考慮しなければならないかもしれない｡共同通信杯勝ち馬は例年ﾀﾞｰﾋﾞｰとも相性が良く近年勝馬も多い｡同厩舎の多頭出しは人気薄を買え!の格言からこの馬の台頭もあるかもしれない｡


8-9 ｷﾀｲﾌﾞﾗｯｸ 【牙の無い狼厩舎】

ﾒﾝﾊﾞｰ最多の14戦消化と､ﾁｬﾚﾝｼﾞ精神旺盛な厩舎らしく､ﾚｰｽを使って育てる起用方法で着実に力を付けてきた｡今Sに入り惜しいﾚｰｽが続いていたが､前走の青葉賞で待望の重賞勝利｡この舞台へ準備は整った｡鋭い末脚はこの舞台向きで､道悪も経験済｡別路線からの一番手になるだろう｡


8-10 ﾀﾇﾏﾙﾏﾙ 【にぽぽ厩舎】

馬格が無く見栄えがしないからかいつも人気は低い同馬｡ただﾃﾞﾋﾞｭｰ以来､連対を外したのは2戦目の函館2歳Sのみと超堅実派だ｡陣営からは前走をﾋﾟｰｸに作ったた為､ここは調子落ちとの事だが｡この馬の持ち味が発揮出来る状態であればまず大崩れは考えにくい｡人気云々で必ず押さえたい一頭である｡



ﾊﾙﾄﾍﾘｵｽの二冠に焦点が集まるのはしかたがないが､人気ほどの一頭強状態ではないだろう｡皐月賞でﾊﾅ差の死闘を演じ､のちにﾏｲﾙCを制すﾀﾇﾏﾙﾏﾙ｡その他にもTR勝ち馬も虎視眈々｡またﾏｲﾙC組からの巻き返しもあるかもしれない｡

ここを勝ち世代の頂点となるのはどの馬か!?紛れの少ない府中の舞台｡その栄冠の先には世界が見える｡明日の大一番を楽しみ待ちたい｡



◎ﾊﾙﾄﾍﾘｵｽ
○ﾀﾇﾏﾙﾏﾙ
▲ﾍﾞﾙﾘﾝ
△ｷﾀｲﾌﾞﾗｯｸ
△ﾎﾞｱｰﾋﾞﾝ