★ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.69★

◆22S 帝王賞 展望◆


ﾀﾞｰﾄ路線は転換期を向かえている｡その為なのか今回の出走はなんと5頭と寂しいかぎりだ｡


かしわ記念組上位3頭の争いと見て間違いないだろう｡
そのかしわ記念だが､押し出される様に逃げた､ｸﾘﾎﾞｰ[牡4 777★厩舎]がそのまま押し切り勝利｡内を上手く捌き､差し脚を伸ばした､ﾏｰｽﾞﾌﾟﾘﾝｾｽ[牝まぁぁ厩舎]が頭差し届かず2着｡好位で流れに乗った､ｶﾙｳﾞｧﾝｸﾗｲﾝ[牡6 くぅるもあ厩舎]が3着となっている｡

まずは勝ったｸﾘﾎﾞｰだが､勝ったﾚｰｽは湿った馬場が多く､かしわ記念までの3連勝も全て道悪馬場だ｡明日も雨が続き道悪は必至｡この馬にとっては好都合となる｡ただ折り合い面で少し不安があり､今回400mの距離延長でどうか?と言う面が懸念される｡今回も単騎で行く事となりそうだが､道中で消耗せず脚が上がらなければ､連勝を伸ばし2つ目の栄光を手にする可能性も高い｡

ﾏｧｰｽﾞﾌﾟﾘﾝｾｽはかしわ記念で惜しくも初戴冠を逃したが､前走の平安Sでは持ち前の末脚を披露しｷｯﾁﾘ差し切って見せた｡この馬も道悪は苦にしない｡それは明日強味になるだろう｡あとはやはり展開か?かしわ記念ではやや早めに動いたもののやはり前を意識してではなく､後ろに居た有力馬を見ての仕掛けだっただろう｡今回は前へ行くｸﾘﾎﾞｰを射程に捕らえた競馬も想定していると思われるだけに問題なしかもしれない｡悲願達成も近いか｡

古豪､ｶﾙｳﾞｧﾝｸﾗｲﾝもここで悲願達成を狙う一頭だ｡前走の平安Sでは酷量を背負いながらも奮闘｡ﾀｲﾑ差無しの3着とまとめて来ている｡JBCｽﾌﾟﾘﾝﾄやﾌｪﾌﾞﾗﾘｰSでも2着した実力馬｡若干勝ちみに遅いのが欠点だ｡勝ち切るには少し工夫が必要かもしれないが､今回は騎手も一捻りしてくるだろう｡歴戦の古豪が悲願のGI制覇を狙う｡


他出走馬の､ｼｭﾌﾟｰﾙ[牝7 ｻｸﾗｯｷｰ厩舎]は距離は合うだろうが､ﾒﾝﾊﾞｰ的に見てもここでは厳しいか?展開がﾊﾏれば一角崩しを狙えるかもしれないので三着欄に穴で抑えてもいいだろう｡ﾀｲｶﾞｰﾄﾞｰﾙ[牝5 ﾀｲｶﾞｰ厩舎]は目立った成績も無く能力的にもさすがに厳しい｡


秋には大一番を向かえるﾀﾞｰﾄ路線｡世界を視野に入れ､秋に大輪の花を咲かせる馬がこの中から現れるのか?まずはｱｸｱﾀﾞｰﾄ界を牽引していく馬の登場を期待したい｡


◎ﾏｧｰｽﾞﾌﾟﾘﾝｾｽ
○ｶﾙｳﾞｧﾝｸﾗｲﾝ
▲ｸﾘﾎﾞｰ
×ｼｭﾌﾟｰﾙ




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