★ｱｸｱ む〜すスポーツ vol.72★

◆◆23S 高松宮記念 展望◆◆


芝GIの開幕を告げる､電撃のｽﾌﾟﾘﾝﾄ戦､高松宮記念が明日行われる｡今回はｺｰｽに坂が出来ての最初のGI戦､各陣営思い思いの作戦を練って来ると思われる。


昨Sの年度代表馬､ﾐｱｰﾚ［牝5 くぅるもあ厩舎］だが前走で思いもよらない敗退を喫した｡着差自体勝馬とはそう差は無いのだが､久々に馬券圏外となったため少しﾋﾞｯｸﾘしてしまった｡調教はやや軽めであり､秋の激戦の疲れがここに来て少し出てきたのかもしれない｡陣営からも今回は自力が頼りとのｺﾒﾝﾄが出ており少しだけ心配である｡ただ秋にGIを4勝した能力は伊達ではない普通の状態であれば勝ち負けとなるだろう｡


同じく牝馬で暮れから連勝でここに挑む､ｼﾞｭｳｲﾁﾀﾞｲﾒ［牝4 牙の無い狼厩舎］は抜群の出来である｡暮れの愛知杯を皮切りにここまで思賞を4連勝｡充実期に入ったのか馬体は素晴らしく惚れ惚れするほどだ｡牧場ゆかりの血統で父は天皇賞春を制したｽﾃｲﾔｰだが父よりはｽﾋﾟｰﾄﾞ色が強い印象でｽﾌﾟﾘﾝﾄにも対応可能と見る。連勝の勢いを買って馬券はこの馬から入りたいと思う。
そして忘れてはならないのが僚馬で前Sの最優秀短距離馬の､ﾑｼｬﾝﾖｶｰ［牡5 牙の無い狼厩舎］香港遠征後はこの馬の良さが出ず惨敗続きだが､ここ３走は距離が長かった様にも思われる｡元々短距離に良績がありこの舞台で一変の可能性もある｡強気には推せないがおさえは必要だろう。


今回も断然の人気を受けている､ｽﾀｰﾘﾍﾞﾝｼﾞｬｰ［牡5 あきと厩舎］昨Sの夏からの連勝で力を見せつけ秋はこの馬一色になるとまで言われた存在｡能力は疑うところはないが､父ｽﾀｰﾌｪｽﾀ同様大一番での安定感はなく｡折り合いに少し難点があるのか最後の一伸びが効かない｡ただこの距離での実績もあり､いつもより折り合いが付けば父のなし得なかった悲願のGI制覇に手が届くだろう｡


あとはおさえになるが､昨Sのﾀﾞｰﾋﾞｰ2着馬の､ﾊﾙﾄｻﾝﾗｲｽﾞ［牡4 ﾊﾙﾄ厩舎］ずっと中距離以上を使われている為､この距離への対応がどうかだが｡強い相手にも上位に入れる堅実さがあり混戦になるようなら圏内も有り得る｡

ﾁﾊﾞｼﾉｶﾘｳﾞｨ［牡5 ちばし厩舎］も必ず抑えておきたい｡昨Sの安田記念制覇後勝ちきれなかったが暮れの阪神Cで久々の勝利｡やはり距離短縮で持ち味がいかされそうに感じる｡流れも向きそうであり最大の惑星だろう。


電撃の6F戦､今ｼｰｽﾞﾝ初の芝GIﾀｲﾄﾙを取るのはどの馬か?瞬きせず注目したい。


◎ｼﾞｭｳｲﾁﾀﾞｲﾒ
〇ｽﾀｰﾘﾍﾞﾝｼﾞｬｰ
▲ﾐｱｰﾚ
△ﾑｼｬﾝﾖｶｰ
×ﾁﾊﾞｼﾉｶﾘｳﾞｨ
×ﾊﾙﾄｻﾝﾗｲｽﾞ


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