★ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.78★

◆◆23S ｳﾞｨｸﾄﾘｱﾏｲﾙ 展望◆◆


明日は東京で春の女王決定戦､ｳﾞｨｸﾄﾘｱﾏｲﾙが行われる｡前評判では現女王vs時期女王の二強の闘いの様相となっている｡


これまでGI4勝､昨Sの年度代表馬の､ﾐｱｰﾚ[牝5 くぅるもあ厩舎]は有馬記念後年明けからG2を二勝の成績｡しかしこの馬にとっては満足の行くものでは無かったかもしれない｡5つ目のﾀｲﾄﾙを狙った高松宮記念では新星ｼﾞｭｳｲﾁﾀﾞｲﾒに完敗｡続く阪神牝馬Sこそ完勝としたが､続く前走ﾏｲﾗｰｽﾞCでは格下とも思われる馬にも先着を許し5着と､今Sに入りこの馬らしい走りが薄れて来ている様に思われる｡陣営でもここの結果次第ではﾗｽﾄﾗﾝとの声もあり､この馬の地力に期待と行ったところか?しかし現女王の名にかけて簡単に引導を渡される訳にはいかない｡


その女王を高松宮記念で子供扱いした､ｼﾞｭｳｲﾁﾀﾞｲﾒ[牝4 牙の無い狼厩舎]は、昨S暮れからGI初勝利まで連勝で一気に駆け抜けて来た､ｱｸｱで今一番勢いのある馬である｡前走の天皇賞では距離の壁か最後脚が止まり前を捕らえきれなかったが､TOPｸﾗｽの牡馬を相手に不利な条件の元ｼｯｶﾘと2着をｷｰﾌﾟ｡今回は牝馬どうしのこの一戦､しかも得意距離で戦いであり負ける要素は皆無に等しく､その期待の表れがｵｯｽﾞからも伺える｡今回もう一度女王を倒してこそ､真の女王であり､この後に続く壮大なる野望に向けてここは落とせない一戦となる｡女王に引導を渡し世界への道を模索したい｡


二強の戦いと見て､三着候補となるが、福島牝馬S勝ち馬で経験豊富な､ﾃﾞﾘｼｬｽｽｶｲ[牝6 めちゃねむ厩舎]。ここ2走は結果が出ていないが中山牝馬S勝ちの､ﾎﾞﾝﾁｪﾘｰ[牝5 ぼんぼん厩舎]この二頭の重賞勝ち馬と､人気はないが穴で東京が合いそうな､ﾅﾂｶｼｲﾄﾞﾗﾏ[牝6 ﾊﾞﾛ厩舎]を押さえておきたい｡


女王が維持を見せるのか｡世代交代となるのか｡二頭の女達の熱い戦いの最終章が明日行われる｡注目したい｡


◎ｼﾞｭｳｲﾁﾀﾞｲﾒ
〇ﾐｱｰﾚ
△ﾃﾞﾘｼｬｽｽｶｲ
×ﾎﾞﾝﾁｪﾘｰ
穴ﾅﾂｶｼｲﾄﾞﾗﾏ



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