★ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.86★

◆◆23S 天皇賞(秋)展望◆◆


秋の古馬王道路線の初戦となる､天皇賞(秋)が行われる｡またこのﾚｰｽは香港Cへの選考ﾚｰｽに成っている｡ｱｸｱ代表馬を決定するﾚｰｽでもあり､注目度は高い｡



現ｱｸｱの女王､ｼﾞｭｳｲﾁﾀﾞｲﾒ[牝4 牙の無い狼厩舎]は遠征直後の前走ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞSで猛追及ばず惜しい2着となった｡敗因はやはり遠征の疲れと見るのが妥当だろう｡今回出走にあたり陣営は馬自身のﾘﾌﾚｯｼｭを最優先とし調整してきた｡陣営的には香港Cに出走し､もう一度世界へ…との思いだろう｡そこはｴﾘｻﾞﾍﾞｽ女王杯に向かわずｺｺを使う事から十分に伺える｡春に府中で見せた豪脚を今一度見せられれば､世界への扉は再度開かれる事だろう､期待したい｡


ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞSで待望のGI初制覇を果たした､ﾍﾞﾀｰﾌﾟﾘｰｽﾞ[牡6 MAX厩舎]しかも現ｱｸｱNo1ﾎｰｽを退けての勝利だけに価値は高く､ここからこの馬の伝説が始まる可能性も有るのでは無いかと思わせる｡能力は女王を上回るものを感じさせるが､若干気になる点がある｡ここまで二千を超える距離ではどうしても末があまくなりがちで､OPでの勝ち鞍はない｡道中行きたがる性格と父の血統からか距離が伸びての不安点がどうしてもある｡その点を考えて2番手評価としたが､その心配も杞憂に終わり､本格化した今なら克服も可能かもしれない｡


二強対決の様相だが､一発を期待出来そうなのは､ﾃﾞﾘｼｬｽｻﾜｰ[牝4 めちゃねむ厩舎]｡左回りに良績があり､新潟記念で見せた末脚が､ここでも爆発すればﾊﾏる可能性もあるか｡上記二強を敗るのは簡単ではないが､気になる存在でもある｡



以下は穴で押さえとなるが､まずは毎日王冠を勝った､ｵﾚﾀﾞｵﾚﾀﾞｵﾚﾀﾞ[牡5 ﾏｧｸﾝ厩舎]前走はﾚｰｽﾚﾍﾞﾙ的にやや疑問符は付くが､良い末脚で印象は良かった｡一気の相手強化でどうか?だが､父の血が騒ぎ一発と言った可能性を少し期待してみたい｡

また､前走のｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞSで3着だった､ﾅﾂｶｼｲﾄﾞﾗﾏ[牝6 ﾊﾞﾛ厩舎]も侮れない｡女王との差も僅かまでに迫る好走で今回も状態が良く自分の走りに徹すれば､また今回も圏内へと顔を出す可能性もあるかもしれない｡



秋の盾とｱｸｱ代表の権利を勝ち取る馬はどの馬になるのか｡
またこの後に続くGI戦線にも影響が大きいﾚｰｽでもあり興味は尽きないが｡

まずは府中での決戦だ｡



◎ｼﾞｭｳｲﾁﾀﾞｲﾒ
○ﾍﾞﾀｰﾌﾟﾘｰｽﾞ
▲ﾃﾞﾘｼｬｽｻﾜｰ
×ﾅﾂｶｼｲﾄﾞﾗﾏ
穴ｵﾚﾀﾞｵﾚﾀﾞｵﾚﾀﾞ





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