★ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.95★

◆◆24S 桜花賞 展望◆◆


春のGI戦線の開幕を告げる､桜花賞が開催される｡ｸﾗｼｯｸ第1弾のﾚｰｽでもあり､これから秋へと続く若駒達の熱き戦いの幕が開かれる事となる


無敗の二歳女王ﾌﾞﾙｰｶﾞｰﾙ[8戦8勝 一斗厩舎]は阪神JF制覇後に突然の引退を表明｡混沌とした中､この桜花賞をむかえた｡



TRﾁｭｰﾘｯﾌﾟ賞を快勝した､ｱｰﾊﾞﾝｶﾗｰ[あいづや厩舎]ﾃﾞﾋﾞｭｰから3連勝と2歳時から注目されていたが､ﾃﾞｲﾘｰ杯の結果から暮れのGIを回避｡年明けはﾌｪｱﾘｰSから始動となった｡そのﾚｰｽではJF3着のﾅﾒｯｸｾｲｼﾞﾝと差のない競馬をし､改めてGIでも通用すると思わせる｡その後､桜花賞に目標を置き､充電期間としたが休み明けの前走ではｷｯﾁﾘと快勝｡万全の体制で桜の舞台へ挑む事となる｡前走が7､8分の出来で今回が10とすれば勝ち負けは必至｡期待出来るだろう｡


TRのFR快勝の､ｷｭｰﾄｴﾘｰｽ[む〜す厩舎]は暮れの500万下突破後､年明けのｼﾝｻﾞﾝ記念を快勝｡その後前走のFRまで5連勝と勢いはﾒﾝﾊﾞｰNo1だ｡今回1人気にも推されているｱｰﾊﾞﾝｶﾗｰを敬遠してﾁｭｰﾘｯﾌﾟ賞を回避した噂もあるが､ﾚﾍﾞﾙの高かったﾁｭｰﾘｯﾌﾟ賞上位組とも能力差は感じられず､ここでもさらに連勝を伸ばし戴冠するﾁｬﾝｽは十分にあると見る｡


暮れのJF3着の､ﾅﾒｯｸｾｲｼﾞﾝ[ゆーみん厩舎]は年明けのﾌｪｱﾘｰSでは今回1人気のｱｰﾊﾞﾝｶﾗｰを接戦の末敗っている｡TRを使わず別路線のﾌﾗﾜｰCに回わりｷｯﾁﾘ快勝｡ただ三強での本番と見られていたのだが､直前の追い切りは平凡｡状態が懸念され､そのあたりがどうかといったところか｡


TRﾁｭｰﾘｯﾌﾟ賞2着の､ﾛｰｽﾞｼｰﾋﾟ[えいたーぼ厩舎]ｸｲｰﾝCでは圧巻の競馬を見せ快勝｡前走でもｱｰﾊﾞﾝｶﾗｰに0.2秒遅れはしたが力を見せている｡ｸｲｰﾝCの勝利があまりにも鮮やかだった為､巷では早くもｵｰｸｽ候補との声もあるが､前走の競馬を見ればまだ逆転の余地もある｡ﾃﾞﾋﾞｭｰからわずか4走しかしておらず成長も期待出来､楽しみな存在でもある


最後にOP2勝の､ﾏｲﾆﾁﾋﾛｲﾝ[ｼﾞｬｲﾛ厩舎]前走のﾌﾗﾜｰCではﾅﾒｯｸｾｲｼﾞﾝの末脚に屈したが､これまでにも重賞では2着が3回と大崩れはない｡今回一気の相手強化となり､勝利となると厳しいが､この馬のしぶとい走りなら圏内は十分に可能｡馬券的に抑えは必要な存在だろう｡





うら若き乙女達によるｸﾗｼｯｸの開幕､まずは桜の女王決定戦｡ここを勝ちまず一冠を制するのはどの馬か

今後ｸﾗｼｯｸ戦線を展望する上でも重要な一戦となるだろう｡



◎ｱｰﾊﾞﾝｶﾗｰ
〇ｷｭｰﾄｴﾘｰｽ
▲ﾅﾒｯｸｾｲｼﾞﾝ
△ﾛｰｽﾞｼｰﾋﾟ
△ﾏｲﾆﾁﾋﾛｲﾝ




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