★ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.104★

◆◆24S 帝王賞 展望◆◆



秋の大舞台を見据え､上半期のﾀﾞｰﾄﾁｬﾝﾋﾟｵﾝ決定戦が行われる｡引退馬続出の時期で世代交代も見えてきた｡新興勢力の台頭もありそうで面白いﾚｰｽになると予想される｡


かしわ記念で悲願のGI勝利を上げた､ｱｸｱﾌｧｰﾋﾞｰ[牝4 にぽぽ厩舎]これまで23もの勝鞍を上げているが､ようやくGI勝利と言う勲章を手にした｡これからこの馬の本当の物語が始まる予感もし楽しみだが､前走の敗戦はいただけない｡差は僅かだったがその影響はないか少し心配である｡今回距離ｺｰｽ共に不安材料も無く有力視できるが､今回が本当の意味での試金石になる可能性もある｡期待しながらも走りに注視しておきたい｡


もう一頭のGI馬､ﾐｽﾌﾞﾌﾄ[牝5 牙の無い狼厩舎]混合GIでは3着が3度と勝ち切れていないが､ここ2走でG2､G3を連勝｡さらに能力に磨きがかかった感じを受ける｡今回は混合GIでの前進が目標と一気の距離延長が課題だろう｡この馬も秋を見据えここが試金石の一戦｡牝馬どうしの頂上決戦となるか注目したい｡


ﾏｧｰｽﾞﾃﾞｲﾋﾞｽ[牡5 まぁぁ厩舎]は4歳の昨秋ﾃﾞﾋﾞｭｰと少し出遅れたが､その後はOP勝ちを含む9連勝｡前走で連勝は途切れたが､能力のあるところを見せている｡一線級との対戦が初なだけに一気の相手強化でどうか?だが､まだ伸びしろもありそうで底も見せておらず楽しみもある｡今後を見据えてこの評価としたい｡


ﾃﾞｲﾋﾞｽﾋﾟｱｼﾞｪ[牝5 さぼはに厩舎]も昨秋が初戦とﾃﾞﾋﾞｭｰが遅れた一頭｡初戦でいきなり1600万下を快勝し勢いに乗ってOP4連勝を決めた素質馬だ｡この馬も大舞台は初だが､前走では斤量差はあったもののｱｸｱﾌｧｰﾋﾞｰに先着する好走を見せている｡このﾒﾝﾊﾞｰでどうか?だが圏内も見えている｡


常に期待の大きい､ｶﾑｲ[牡6 西風厩舎]有り余る能力と前向き過ぎる性格が上手く噛み合わず成績が上がって来ない｡調教で見せる雄大な走りがﾚｰｽで使えればGI級との声も多いだけに今回も折り合いがｶｷﾞになるだろう｡



まだ混沌としたｱｸｱﾀﾞｰﾄ界
抜けきった馬はまだおらず､有力馬にも不安な点が見え隠れしており､どの馬にもﾁｬﾝｽはあるか?

秋の大舞台への指針となるﾚｰｽの予感もする｡
今後を展望する上で重要な一戦であり注目したい｡



◎ｱｸｱﾌｧｰﾋﾞｰ
〇ﾐｽﾌﾞﾌﾄ
▲ﾏｧｰｽﾞﾃﾞｲﾋﾞｽ
△ﾃﾞｲﾋﾞｽﾋﾟｱｼﾞｪ
×ｶﾑｲ



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ご無礼な点もございますがどうかご了承下さいませm(__)m