★ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.105★

◆◆24S ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞS 展望◆◆


秋競馬の開幕本番を告げる一戦､ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞSが行われる｡夏を越した各馬達が､年末まで続くGI戦線の路線を模索する上でも重要なﾚｰｽであり興味深い一戦となるだろう｡


春の天皇賞を制した､ｽﾀｰﾄﾚｼﾞｬｰ(牡5 あきと厩舎)は秋のGI初戦をここに決めた｡京都大賞典からBCでは無くこちらに進路を取ったのは陣営が香港遠征を意識してのものか｡宝塚記念から欧州への道を落とした陣営は早くから香港遠征を模索｡中国語講座を受講するなど準備は万端｡しかしあくまでも目標は香港遠征の為の天皇賞連覇やﾏｲﾙCSでありここがﾒｲﾁの勝負ではないだろう｡能力はｱｸｱ界でもTOPｸﾗｽだがｽﾌﾟﾘﾝﾄ戦での信頼度も若干低い為､今回は単穴評価とさせていただく｡


本命は悲願の戴冠を狙う､ｿﾉﾒﾀﾞﾚﾉﾒ(牡4 ふくりゅ〜厩舎)春はGIには届かなかったものの､宝塚記念ではここにも登録のあるGI馬2頭と全くの互角の競馬を披露｡ここに向かうにあたり重賞3連勝と勢いはﾒﾝﾊﾞｰ1だろう｡前走ではそのGI馬2頭を完全に完封｡末脚に磨きもかかり完全に本格化が伺える｡血統的にもこの舞台でこそ､ｺｰｽ的にも得意な舞台であり､悲願達成にﾘｰﾁをかけた｡ﾗｲﾊﾞﾙ達に並びここで初戴冠としたいところだろう期待したい｡


その夢に待ったをかけるのは､春の短距離王､ｵﾚﾀﾞｵﾚﾀﾞｵﾚﾀﾞ(牡6 ﾏｧｸﾝ厩舎)今春の高松宮記念､安田記念を完勝｡一気にｱｸｱの短距離王となった同馬｡宝塚記念4着後どうも戦績が著しくないのはｻｳｽﾎﾟｰだからと言う意見もある｡今回も右周りなのだが､得意の距離と今までの成績からここで復活しても全く驚けない｡短距離王としてここは譲れない一戦｡華麗なる復活劇を期待したい｡


春を賑わせた馬達にどこまで迫れるか､夏に力を付けて来た馬達を抑えにあげておく｡

函館SS勝ちの､ﾊﾙﾄﾍﾘｵｽ(牡4 ﾊﾙﾄ厩舎)ここ3戦は勝ちきれないが､確実に力を付けて来た印象のある1頭｡ただ坂が苦手であり今回一線級を相手にしてこのｺｰｽでどこまで､と言ったところか｡
またCBC賞勝馬の､ｸﾞﾘｰﾝﾛｰﾙ(牡4 ﾚｯﾄﾞﾘﾎﾞﾝ厩舎)札幌記念でも強豪相手に好走､安定感はないが能力の片鱗は見せている｡ここが試金石の一戦か｡
最後に穴を､強豪揃いの七夕賞で2着好走の､ｻｰｷｯﾄﾉｽｽﾞｶ(牡5 くりくりﾎﾞｳｽﾞ厩舎)人気以上の好走の多い馬､紛れれば面白い存在かもしれない｡




電撃の6ﾊﾛﾝ戦!ここから始まる秋のGIﾛｰﾄﾞ果たして開幕戦を制するのはどの馬か?瞬きする間を惜しんでﾚｰｽに注目だ


◎ｿﾉﾒﾀﾞﾚﾉﾒ
〇ｵﾚﾀﾞｵﾚﾀﾞｵﾚﾀﾞ
▲ｽﾀｰﾄﾚｼﾞｬｰ
△ﾊﾙﾄｱｰﾄ
△ｸﾞﾘｰﾝﾛｰﾙ
穴ｻｰｷｯﾄﾉｽｽﾞｶ



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