★ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.108★

◆◆24S 菊花賞展望◆◆



ｸﾗｼｯｸ最終戦の菊花賞を向かえた訳だが､その前に残念な知らせが届いた｡春変則三冠を制し､菊で四冠を目差していた､ﾄｰﾝｱﾙﾍﾟﾝ(ﾄｰﾝ厩舎)だが､前走の仏遠征から体調が戻らずここへの出走を断念｡そのまま引退となった｡歴史的快挙を目の前にして残念ではあるが夢の続きはその子孫に期待したい｡


主役不在となり一気に混戦模様となった菊花賞｡本命を決めるにも悩ましいﾒﾝﾊﾞｰだが､ｾﾝﾄﾗｲﾄ記念を快勝した､ﾛｰｽﾞｻﾊﾞｲﾊﾞﾙ(えいたーぼ厩舎)を本命にする｡前走のｾﾝﾄﾗｲﾄ記念では終始ﾚｰｽを引っ張る形で進め勝負所では一旦脚を溜める味な競馬｡直線では一気に弾け後続を完封し快勝と強い競馬を見せた｡春は上位陣に及ばなかったが､夏を越し急成長｡春の活躍馬をまとめて負かして見せた｡血統的にもこの距離は得に合うと思われる期待したい｡


差が無く続くのはｾﾝﾄﾗｲﾄ記念2着の､ｼﾙﾊﾞ(ｷｮﾝ厩舎)前走で見せた末脚は素晴らしかった｡展開のｱﾔで届かなかったが今回の広い馬場のほうが合うだろうし展開も向くだろう｡春も重賞勝ちや皐月5着､ﾀﾞｰﾋﾞｰ6着と好走｡前走以上の走りを見せられれば逆転も可能と見る｡


次に神戸新聞杯勝ちの､ｸﾞﾗｳﾝﾄﾞﾏｧｰｽﾞ(まぁぁ厩舎)春は若葉S､ﾌﾟﾘﾝｼﾊﾟﾙSを連勝｡勢いのままに挑んだﾀﾞｰﾋﾞｰだったが上位陣との力量差を露呈した結果となってしまった｡ただその当時からは馬体も成長｡前走ではその成長した力を披露した｡まだ若干体の作りが幼いが前走の走りが出来れば結果はついてくるだろう｡


次に挙げるのは青葉賞勝馬の､ﾑｼｬｻﾝｾｲ(牙ﾗﾃﾞｨﾝ厩舎)一見父方から来る血脈では短距離馬と見られるが母の血がそれを補っているか｡春の時点で2400を克服している点を考えればそれも妥当だろう｡前走は小回りのｺｰｽで末脚が生きなかった分今回のｺｰｽならと思わせる期待したい｡


最後に春から活躍している､ｵｵｶﾐｸﾙ(ゆうじゃ厩舎)春に短距離重を2勝､ﾏｲﾙCでも4着好走と短い所での印象の強い同馬だが､ﾀﾞｰﾋﾞｰでも4着と距離に不安は無いように思われる｡ただ春からの成長は伺えずそこは若干の不安材料かもしれない｡



混戦必至のｸﾗｼｯｸ最終戦

同厩2頭出しの陣営も複数あり､駆け引き等の争いも見物となるだろう｡
今後この世代を牽引していく存在はどの馬になるのか､見定める一戦になるかもしれない｡



◎ﾛｰｽﾞｻﾊﾞｲﾊﾞﾙ
〇ｼﾙﾊﾞ
▲ｸﾞﾗｳﾝﾄﾞﾏｧｰｽﾞ
△ﾑｼｬｻﾝｾｲ
△ｵｵｶﾐｸﾙ


独断と偏見で書いております
各ｵｰﾅｰ様関係者様､勝手な書き込みお許しください。
ご無礼な点もございますがどうかご了承下さいませm(__)m